昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

ボボー@プノンペン(カンボジア)

以前、タイのお粥ジョクを紹介したが、カンボジアにはボボーというお粥があるというので食べてみたいと思った。ところが、プノンペンで泊まったホテルの近くにはボボーを出している食堂はなかった。

そこで、1日7USドルでチャーターしたバイクタクシーの兄ちゃんに「ボボーを食べたい」と言ったところ、連れて行かれたのは屋台がいくつか並んだ屋台村のようなところだった。

ボボー屋台

カンボジア語は全くわからないので、おばさんに「ボボー」と注文したら怪訝な顔をされた。そこで、バイクタクシーの兄ちゃんに適当に頼んでもらうことにした。50円もしなかったはず。

ボボー-カンボジア

出てきたのはご飯をスープで煮た「おじや」のような料理で、米粒がしっかり残っていた。鶏のササミやレバーが入っていて美味しかったが、これはボボーじゃないかも。タイのカオ・トム(おじや)に似ている。

どうしても、ボボーを食べてみたかったので兄ちゃんにそう言うと、「ボボーは朝早くしか出していないから」という答え。それならそうと早く教えてくれよ。そこで、翌朝、再び兄ちゃんにボボーを食べられる店に連れて行ってもらうことにした。

Cambosia-bobo.jpg

このボボーは、タイのジョクと同様に生米を米粒が崩れるまで長時間煮たお粥だった。付け合わせに、ゆで卵の塩漬けやザーサイのような漬け物が出てきた。でも、タイのジョクほど美味しくはない。ジョクはスープで煮てあるが、このボボーは日本のお粥と同様に水で煮たものだからだ。

バイクタクシーの兄ちゃんによると、最近のカンボジア人はボボーをほとんど食べないという。食堂でさっぱり見かけないのはそういうことだったんだ。


プノンペン(カンボジア)Wikipedia

クイティウ@プノンペン(カンボジア)

カンボジアの首都はプノンペンだが、その地名の由来として次のようなことが言われている。

14世紀末に、ペン夫人という信心深い女性が住んでいた。ある時、川を流れてきた仏像を見つけ、近くの丘に祠を作り仏像を手厚く祀った。その丘は、クメール語で「丘」を意味する「プノン」と夫人の名前「ペン」を合わせて「プノンペン(ペンさんの丘)」と名付けられ、それが町の名前になった。

というものなんだけど、なんだか出来すぎた話のような気がする。メコン川とサップ川の合流点である平坦な地の、それも川のすぐ側になぜ急峻な丘ができたのか(丘は構造物ではないのか)。プノンペンという地名になる前はなんという地名だったのか(ペンさんが住んでいたのならば地名があったはずだ)。仏像の発見で大きな寺院ができたわけでもないのに、なぜ地名が変更されたのか。

ペンさんが発見した仏像が安置されているというワットプノン(丘の寺)に行ってみると、寺まで急峻な階段が続いていた。1USドル払って石段を登る。頂上には7~8メートル四方のお堂が建っていた。お堂の中はよく見えなかった。コンクリートのテラスがお堂を取り囲むように巡らせてあった。ちょうど昼ごろの気温は40度を超えて目眩がする。ベンチに座って一休みしながらふと左手を見ると、テラスに一斗缶があってかすかに煙が上がっている。どうやら、寺の関係者がゴミを燃やしたらしい。

するとどこからか小猿が現れ、一斗缶に手をつっこんで、灰を拾って食べている。珍しいこともあるものだと、デイパックからカメラを取り出そうとした。すると、その小猿が近寄ってきて私の左太ももでグルーミングを始めたではないか。いつまでも太ももの毛をつまんでは指先を舐めている。頭に触れようとすると歯を剥いて嫌がるが、背中の毛をつまんでグルーミングを返してやると喜んでいるようだ。

野生のサルが人間と触れ合うのは、この寺でも珍しい光景らしくカンボジア人の土産物売りのおばさんが騒ぎ出した。欧米人の観光客達にも「イエロー・モンキーがモンキーと遊んでいる」と大人気だった。日本人がヨーロッパの動物園に行くと、猿たちが大騒ぎするので恥ずかしい思いをするという話を誰かのエッセイで読んだことがある。日本人は猿にも大人気らしい。

02プノンペン猿01

暑さに耐えられなくなったのでそろそろ帰ろうとすると、小猿は左足のふくらはぎに抱きついてなかなか離れようとしなかった。あまりに可愛いので連れて帰りたかった。本当に。

私は基本的に暑さには強いが、このときは余りの暑さに珍しく食欲がなかったので、スープ麺を食べることにした。安食堂で「クイティウ(米の麺)」を注文。50円ぐらいだったか。タイのクイティアオやベトナムのフォーと同じ米の麺で、入っている物も鶏肉や豚肉、肉団子といったお馴染みのもの。油で揚げたニンニクをふりかけるのも一緒だが、タイでは酢漬けの唐辛子を入れたりするが、カンボジアではライムを搾るところが違う。タイのクイティアオに比べ、スープの旨みが薄いが、さっぱりとして何杯でも食べられそうだった。

02クイティアオ-プノンペン-カンボジア

写真左奥の急須には、カンボジアのナショナル・ドリンクであるジャスミンティが入っている。急須からかき氷の入ったコップに注いで飲む。生水ではなく一度煮沸したものを出すという衛生観念らしい。タイでは、ボトルド・ウォーター(水道水ではなく地下水)を出す店が多くなって、お茶を出す習慣はなくなりつつあるが、カンボジアではまだお茶を出している。

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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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