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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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かきフライ定食@新宿すずや

ヤマダ電機「LABI新宿東口館」とは靖国通りを隔てて真向かいにある「名代とんかつ 新宿すずや 新宿本店」へ。

すずや201011

久しぶりにかきフライを食べたくなったのだ。

新宿すずやでは、広島県産大粒「かき」の「かきフライフェア」をやっていた。

カキフライメニュー@すずや

「かきフライ定食(1300円)」のほか「かきフライご馳走定食(1380円)」と「かきフライ盛り合わせ定食(1250円)」があるけど、カキフライ・ヒレかつ・えびフライと中身は同じだから130円の差でかきフライが1個と3個の違いだけのようだ。かきフライ2個の「一品かきフライ」は480円だから、小学生が考えても「かきフライご馳走定食」のほうがお得だ。なぜ、こんなメニュー構成になってしまったのだろう。

などと考えるまでもなく、お茶を運んできた「徐」というネームプレートのホール係に「かきフライ定食(1300円)」を注文。この店でも、外国人を雇うようになったらしい。

6~7分で料理が到着。

かきフライ定食1300円@すずや

メニューで謳っている通りに「大粒」のかきフライが5個(5貫)。磯臭かったり舌が痺れるようなこともなく、新鮮で美味しいかきだった。

いつものことながら、この店は固めに炊いたご飯が美味しい。つい、ご飯とキャベツ、漬物をお代わりしてしまった。


◆希望支払金額:1300円(すべてが美味しい)
◆費用対効果度:100%(1300円/1300円)

名代とんかつ 新宿すずや 新宿本店
東京都新宿区歌舞伎町1-23-15 杉山ビル2F



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野菜たっぷりカレー@松屋

【新宿ワンコインランチ・500円】(その52)


2010年11月25日から牛丼の松屋では、「野菜たっぷりカレー」「茄子とトマトのカレー」の2種類を発売した。

2000年に厚生省が発表した「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」によれば、成人の野菜摂取目標は1日350gとされ、松屋の「野菜たっぷりカレー」はその半分を摂取することができるという。

日高屋の「野菜たっぷりタンメン」は美味しくなかったけど松屋は頑張っているだろうか。ということで、「松屋 新宿コマ劇前店」へ。

野菜たっぷりカレーポスター@松屋

店内の券売機で「野菜たっぷりカレー(480円)」のチケットを購入してカウンター席へ。松屋の券売機ってメニューが多くなりすぎて、目的のボタンを探すのに苦労するのは私だけだろうか?

12時過ぎの店内はほぼ満席で、料理が出てくるのが遅れていた。厨房には2名、ホール係は1名だったけど、明らかに厨房の作業が遅れている。

珍しいことに7~8分待って料理が登場。

野菜たっぷりカレー480円@松屋

「野菜たっぷり」を期待していたのに、たっぷりのはずの野菜はほとんどがキャベツでタマネギ少々、ニンジンが2片あった。これは「野菜たっぷりカレー」ではなく「キャベツたっぷりカレー」と呼ぶべき料理だなあ。そして、なぜか黄身がレアの目玉焼が載っている。

カレーにはキャラメル大の鶏肉が3~4個入っていてそこそこスパイシーだけど、キャベツの水分で水っぽく感じる。

これで本当に1日分の摂取目標の半分175gの野菜を摂ったことになるのだろうか。

目玉焼きを載せるのを止めて、キャベツ以外の野菜を増やしたほうが良いのではないか。


◆希望支払金額:480円(ご飯の量はたっぷりだけど)
◆費用対効果度:100%(480円/480円)

松屋 新宿コマ劇前店
東京都新宿区歌舞伎町1-22-8 小島屋ビル



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『快楽の効用―嗜好品をめぐるあれこれ』雑賀恵子(ちくま新書 870)

快楽の効用


『快楽の効用―嗜好品をめぐるあれこれ雑賀恵子(ちくま新書 870)


著者は、薬学部を卒業後に文学を学び、大学院では農学を修めた大学講師。本書は、その知識と教養を余すことなく発揮した優れたエッセイになっている。

第一章「煙草の愉楽」、第二章「味覚の迷宮」、第三章「砂糖への欲望」、第四章「スイートメモリー」、第五章「最後の晩餐」、第六章「デブの奈落」。煙草、甘味、砂糖、死刑囚の食事、ファストフードと“あれこれ”の話題をテーマにしているがどれも面白い。

この本が面白いのは、大学教授の筆すさびと違って、著者の価値観が読んでいてヒリヒリするような筆致に現れているからだ。ある意味、著者がその存在を賭けた命がけの文章となっているからだろう。ことに、戦中戦後の甘味に飢えた母子に対するまなざしには、当時の政府に対する静かな怒りを込めた文章となっていて胸に迫るものがある。

嗜好品という言葉は、欧米にはないらしい。著者は、嗜好品を以下のように定義している。
「必要か不必要かという基準ではなく、健康にいいか悪いかということでもなく、少々の傾きや乱れや歪みを抱えながら、食事とは異なったものを嗜むということ、それに割く時間は、わたしたちが自分の外側との釣り合いを保つための、いわば、綱渡りのときにもつ棒のようなものだろう。」

肉体のエネルギー源や栄養源にならなくとも、心の栄養源として均衡を保つためになくてはならないのが嗜好品なのである。たとえ毒であっても私たちは嗜好品に手を出さざるを得ない。単純で浅薄な人間理解しかできない合理主義者には到底容認できないとしても、そうした複雑で不合理な行動の中で私たちは生きている。

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『一字一話―日本語をめぐる45の話』船曳建夫(角川oneテーマ21 B-133)

一字一話



『一字一話―日本語をめぐる45の話』
船曳建夫(角川oneテーマ21 B-133)


なんだろう本書のつまらなさは。なぜつまらないかを考える。本書は漢字1文字をテーマに1500字ほどの短いエッセイが45編書かれているが、どれをとっても何1つ面白くない。

著者はベストセラー『知の技法』の編著者であり、東大の文化人類学の教授である。教養や知識は申し分ないはずだ。しかも、フィールドワークによって豊富な見聞を有しているはずだ。文章は決して悪文ではなく、論理の飛躍もない。しかし、どの項も、何1つ心を揺さぶられない駄文だ。

細々とした身辺雑記を書き綴ったものをエッセイと称するようになったのはいつのことか。『広辞苑』には、「①随筆。自由な形式で書かれた個性的色彩の濃い散文。②試論。小論。」とある。

文章があまりにつまらないので、テーマの漢字を眺める。45編のうち半数の23編には、植木一空という書家による題字だ。5センチ四方の小さな印刷だが、それぞれの漢字の意味やその広がりを表現しようとして呻吟している姿が浮かぶ。

“エッセイ”は大学教授がすらすらと書いた筆すさびだが、書家は魂を込めて書いたようだ。

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ヒレカツ定食@蓬莱屋

→ 【地域別】とんかつ店リスト
→ 【価格別】とんかつリスト
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“上野とんかつ屋御三家”の1軒「蓬莱屋」へ行ってみた。JR御徒町駅の南口改札を出て西へ、上野松坂屋の西側の路地をちょっと上野方面に向かったところに店はある。

蓬莱屋

土曜日の14時近くに入店すると、1階カウンターのお客はベビーカーに乗せた赤ん坊をつれた30代の夫婦だけだった。奥の座敷に何組かのお客がいるらしい。

厨房には30代の青年が1人いて、名札には「」と書かれていた。ホール係の2人の女性の名札を見ると「」と「」だった。この店は、大陸出身者が運営を担うようになったらしい。

メニューには、ヒレカツ定食と一口ヒレかつ定食、串カツ定食、ヒレカツと串カツ・メンチカツが入った東京物語膳の4種類だけ。

「ヒレカツ定食(2900円)」を注文すると、張さんはすぐにカツの仕込みを始め、あっというまに大鍋にカツを投入した。油の中からジュージューと猛烈な水蒸気が上がり、数分で隣の大鍋に移し替えた。高温の油でカツ表面を焼き上げ、あとは低温の油でじっくり揚げるらしい。

10分ほどで料理が登場。

ヒレカツ定食2900円@蓬莱屋

カツは驚くほど濃いこげ茶色に揚がっている。とん八亭のクリーム色トンカツと比べるとその違いは明らかだ。とはいえ、非常に細かいパン粉を使っているためか、揚げ過ぎで衣が苦くなることもなく、ちゃんと揚がっていた。

長時間揚げたのと、ヒレなので肉がぱさついているのはしょうがないのかもしれないが、やはりもっとジューシーなカツを食べたい。


◆希望支払金額:2500円(揚げ過ぎですよ)
◆費用対効果度:86%(2500円/2900円)

蓬莱屋

東京都台東区上野3-28-5


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焼魚(サンマ)定食@あそう

先日、博多八郎で食べたサンマは「開き」だったので、生のサンマ塩焼きを食べるために新宿・歌舞伎町の通称「海老通り」にある「大衆割烹 あそう」へ。

あそう201011

店内にお客は6人。お昼からハイボールを楽しんでいるお客もいた。

熱いお茶を運んできた中年女性のホール係に焼き魚は何か尋ねると、「サンマです」という答えだった。「焼魚定食(840円)」を注文すると、「少し時間がかかりますが」という答え。まだ、先客4人分の料理を作っている最中なのだった。

10分ほどで料理が登場した。

焼魚定食(サンマ)840円@あそう

大量の化粧塩をかけて丁寧に焼かれたサンマが美味しい。皮についた塩で醤油がいらないほどだ。ゆず胡椒で食べると、キリリとした辛さがサンマ特有の脂のしつこさを消してくれて美味しい。

大根おろしよりもパンチのあるゆず胡椒は、焼魚用としてずっと昔から使われていたかのような錯覚に陥るけど、焼魚に初めてゆず胡椒をつけて食べたのはつい最近のことだ。

味噌汁は、いつものように三つ葉の香りが立っていて美味しい。


◆希望支払金額:840円(おいしいサンマに満足)
◆費用対効果度:100%(840円/840円)

大衆割烹 あそう
東京都新宿区歌舞伎町1-22-4

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厳選豚しゃぶしゃぶランチ@無門 新宿店

歌舞伎町の奥をぶらついていると「ランチ」の幟が見えたので、風林会館から1つ西側の道沿いにある「黒豚しゃぶ・旬懐石ダイニング 無門 新宿店」へ。

無門

薄暗い店内に入り、ホール係に案内されて2人用に仕切った小部屋へ。入り口の開口部の高さが低いので「頭と足元にお気をつけください」と言われ、飛び石を踏んで屈みこんで入ると、入り口に段差があって、席は少しだけ高くなっていた。

ランチメニュー@無門

ランチメニューを見ると、豚しゃぶと沖縄そば・つけ麺を提供していた。

豚しゃぶの店なので、あまり考えずに「厳選豚しゃぶしゃぶランチ(850円)」を注文すると、3~4分で料理が登場。

まず、カセットコンロと1人用の鍋が到着し、続いて料理が食材が運ばれてきた。鍋のスープは少しだけ白濁しているので、単なる鰹の出汁ではないらしい。

続いて、鰹出汁と山葵出汁の2種類のタレと薬味が運ばれ、「ネギと柚子胡椒は鰹出汁にお使いください」と説明された。

豚肉はメニューの写真と違って、バラ肉の脂肪部分だし量が少ないのでちょっとがっかりした。でも、850円だものこんな物だろう。

厳選豚しゃぶ定食850円@無門

ところが、長さ6センチ幅3センチほどの豚バラ肉をしゃぶしゃぶして食べたところ、その旨さにびっくりした。何の臭みもないとても美味しい豚肉だった。“厳選豚”というのは誇張ではないらしい。

少なく見えた豚バラ肉は20枚ほどあって、私には十分な量だった。

レタスもシャキシャキで美味しいし、大きなキクラゲとニラも美味しい。そして、ご飯も良い米を使って上手に炊けていた。

期待していなかったけど、とても満足な昼食。


◆希望支払金額:1200円(とても美味しい豚しゃぶ)
◆費用対効果度:141.1%(1200円/850円)

黒豚しゃぶ・旬懐石ダイニング 無門 新宿店

東京都新宿区歌舞伎町2-25-6 永和第6ビル1F



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焼魚定食(サンマ)@博多八郎

【新宿ワンコインランチ・500円】(その51)


西武新宿駅のすぐ近くにある「安か!うまか!の博多串焼き 博多八郎」へ。

エレベーターで4階に登ると、「天神商店街」という大きなパラペット看板があって、店内は昭和40年代をイメージしたという内装になっている。

天神通り商店街@博多八郎

「中川精肉店」という肉屋の店頭の奥が厨房で、ほかにも魚屋や駄菓子屋が並んでいる。

店内@博多八郎

「お好きな席にどうぞ」と青年のホール係に促され、ジョッキに入った冷たいウーロン茶を運んできた青年に焼魚は何かと尋ねるとサンマだというので「焼魚定食(500円)」を注文する。

この店はワンコインランチの店なのに、焼魚は注文を受けてから焼いてくれるので、6~7で料理が登場。

焼魚定食500円@博多八郎

あ、開きか。ちょっとがっかりしたけど、ワンコインで生サンマの塩焼は無理だろうね。

干物特有の脂が少しだけ酸化したサンマは、その分熟成された旨みが増している。サラダと漬物がついて、ご飯は食べ放題だから、大食いの人でも大丈夫なのだ。


◆希望支払金額:600円(ワンコインだから生サンマは無理だよね)
◆費用対効果度:120%(600円/500円)

安か!うまか!の博多串焼き 博多八郎
東京都新宿区歌舞伎町1-26-6 灯ビル4F


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『必生 闘う仏教』佐々井秀嶺(集英社新書 0561C)

必生 闘う仏教


『必生 闘う仏教』佐々井秀嶺(集英社新書 0561C)

佐々井秀嶺は、インドに帰化した日本人僧侶。カースト以下の身分のダリット(不可触民)の人々を仏教へと改宗させるビームラーオ・アンベードカル博士のインド仏教復興運動の中心人物の一人となっている。ヒンドゥー教から仏教への改宗は、最下層の人々が激しい差別から逃れられる唯一の手段なのである。佐々井は、インド政府少数者委員会に仏教徒代表として選出されるなど、インド仏教を代表する僧侶にもなっている。

本書は、2009年に佐々井が44年ぶりに帰国した際の講演を元にまとめたものである。

数年前に佐々井の活動を紹介するテレビのドキュメンタリー番組を観たが、僧侶それもインド仏教の頂点に立つような高僧とは思えない煩悩の塊のような人物に興味を持った。

本書では、インドに渡るまでの煩悩に満ちた半生と、ヒンドゥー教の管理下にある釈迦が悟りを開いたブッダガヤ仏跡の奪還運動について書かれている。

たしかに、インドのように激しい自己主張をしなければ存在が認められないタフな社会では、自らの欲望をあからさまにしたほうが生きやすいのかもしれない。しかし、佐々井のような強烈な生き方は日本のようにあいまいな人間関係の中でお互いが支えあう社会では突出してしまう。だからこそ、佐々井はその強烈な欲望を満足させるためにインドへ渡ったのだろう。

タイトルの「必生」は佐々井の造語。死に物狂いで頑張る「必死」という言葉に対して、必ず「生きる」ための言葉だという。よくわからないが、3度も自殺未遂を行い生き恥を晒しながら生きていく、と決意した人の覚悟は伝わる。佐々井は、「大欲こそが、大楽金剛です。すなわち、煩悩は生きる力なのです」とも言っている。煩悩を徹底的に肯定し、そこにこそ「生」があるというのだ。

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新潟たれカツ丼@スターバック → 閉店

【とんかつランキング】


旧新宿コマ劇場東側、アマンドの手前を右折した路地にあるスターバックへ。入口の引き戸に手をかけると、敷居には接していなくて鴨居にぶら下がっていたので、大きく内側に傾いたので、思わず「ウッ!」と声が出た。

スターバック02

店に入るとインド人料理人が開店準備をしていた。前回は巨漢の日本人料理人がスープカレーを作ってくれたけど、今回はインド人が作ってくれるらしい。

“本格インド料理と板前料理”というミスマッチな料理を提供しているこの店のメニューのトップを飾る「新潟たれカツ丼(850円)」という聞いたことのない料理を注文すると、「ハイ」という声とともにガスレンジにフライ鍋をセットして油を温め始めた。

揚げ立てを温めた甘辛のタレに漬けて、ジュー・ジューと仕上げていた。

注文をしてから10分ほどで料理が登場。

新潟タレかつ丼850円@スターバック

豚肉は厚さ6ミリほどだけど、上質のロース肉を使いカリカリに揚がっていてとても美味しい。7センチ×5センチのカツが3枚も載っていてボリュームはたっぷりだし、甘辛のタレもちょうど良い味加減だった。ご飯に載せた海苔が香ばしくて美味しい。

豆腐のサラダと野沢菜漬けが付いていた。

サービスとしてラッシーが出されたけど、生クリームを使っていてとても濃厚な味だった。

次回は、“本格インド料理”を食べよう。


◆希望支払金額:850円(量もたっぷりで満腹)
◆費用対効果度:100%(850円/850円)

スターバック ※2011年4月に閉店しました。
東京都新宿区歌舞伎町1-12-4





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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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