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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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『犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える』堀明(光文社新書 505)

311東日本大震災で被害に合われた方々に十分な生活物資が一刻も早く届くことを望みます。放射線被曝の危険を省みず、原発事故に立ち向かっている方々には心から敬意を表します。そして、震災と津波で命を失われた数多く方々のご冥福をお祈りします。


犬は「しつけ」で馬鹿になるバカになる


『犬は「しつけ」でバカになる―動物行動学・認知科学から考える堀明(光文社新書 505)


本書の著者は動物写真家だが、オーストラリアのディンゴや八ヶ岳の麓で「半放し飼い」の犬127匹と暮らすことで、犬の生態を調査したという。

まず、日本のバカ犬だらけの実態が紹介される。そうした犬は、犬はもちろん人間との付き合い方やコミュニケーション能力が著しく低いのが原因である。それは、生後8週未満で親犬から離されて、売買されているからだ。しかも、ペットショップに並んでいるのはパピーミルと呼ばれる子犬製造工場で産まれた犬たちだ。人間だって物心が付く前に親から離され、別の動物で育てられたらインドの狼少女姉妹やアヴェロンの野生児のように人間社会で生活することは不可能になってしまうだろう。この2例は、実は自閉症だったのかもしれないが。

小さければ小さいほど可愛いと幼犬を買う“犬好き”が多いからだが、生後8週未満の犬を買うことは、バカ犬と一緒に暮らすリスクが高いことを知るべきだろう。

本書で最もページを割いているのは、ドッグ・トレーナーのためのハーヴァードと呼ばれるドッグ・トレーナー養成学校を作ったジーン・ドナルドソンが書いた『ザ・カルチャークラッシュ』への批判である。この本は、ドッグトレーナーたちのバイブル的な本らしい。ところが、この本にはこんなことが書かれているという。

イヌはあまり頭がよくない。小さくてシンプルな脳を持ち、オペラント条件付けと古典的条件付けでしか学習できない。イヌの「知性」について語るべき内容はほとんどない。

呆れるばかりの独断だが、こんな本がドッグトレーナーのバイブルとしてアメリカのみならず日本でもありがたがられているらしい。

「“イヌづきあい”がうまくなる方法」として5つの教訓を挙げているが、1度でも犬を飼ったことのある人なら知っていることばかりだ。それとも、こんなことも知らずに犬を飼う人がいるということなのだろうか。


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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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