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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

昼定食@酒亭 田幸

神田明神下の交差点から、昌平橋通りの西側の裏通りをちょっといったところに「酒亭 田幸」はある。
カウンター7席、テーブル2席、小上がり4席の小さな店だが、昼過ぎにはすぐに満席になり、13時ころまで客でいっぱいだ。

080902酒亭田幸

入り口のドアの磨りガラスには「since 1961」という透かしあるから、50年近くも営業している店らしい。神田明神下・酒亭・創業47年・店名は田幸というと、純和風をイメージするかもしれないが、内装はパブや洋風居酒屋という感じ。

080902酒亭田幸-本日メニュー

入り口に、その日のメニューが書かれた黒板が掲示されている。ショウガ焼き、芳住流コロッケ、目玉焼き、スパゲティサラダ。豆腐とタマネギのみそ汁。なるほど……。 ん? 芳住流? なんだ、なんだ? コロッケに流派があるとは知らなかったなあ。

080902酒亭田幸-週間メニュー

その上には、1週間分のメニューもある。芳住流にはわざわざ読み仮名(ルビ)が、「よしずみ」と振ってある。

この店は、ランチには「昼定食」だけしか出していない。だから、残念ながら注文することもなく、席が空くのを待って、そっとカウンター席に座った。客の半分ほどが入れ替わったばかりらしく、どんどん料理が作られるが、なかなか私に回ってこない。調理は70代と見受けられる小柄な女性、料理を出したり食器を下げるのは50代の女性。食器を洗っているのはかなり大柄な男性。3人の関係が良くわからないが、調理している人が「芳住」さんなのかもしれない。

しばらくして、空いた隣の席にオジサンが座り、「昼定食(850円)」と注文した。注文するまでもないのだけれど、注文しちゃったのね。

10分ほど待ってようやく料理が登場。

080902昼定食@酒亭田幸

ショウガ焼き、コロッケ、目玉焼き、スパゲティサラダのどれもが家庭の味。ご飯は丼ではなく茶碗で出されるので、まるで親戚の家で食事しているような気になる。大きめの芳住流コロッケを箸で切り分けていると、直径4センチほどのジャガイモが丸ごと入っていた。これが「芳住流」ということなのだろうか?

会計を終えて店を出るときに「行ってらっしゃい!」と声をかけられた、やっぱり家庭っぽさが売りなんだね。


酒亭 田幸
東京都千代田区外神田2-5-4

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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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