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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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『下流大学が日本を滅ぼす!』三浦展(ベスト新書 192)

下流大学が日本を滅ぼす!

『下流大学が日本を滅ぼす!--ひよわな“お客様”世代の増殖』三浦展(ベスト新書 192)

大学生がバカになったと言われて久しい。そうじゃない、バカでも大学生になれるようになったのだ、と誰かが書いていた。子供の数は減少してるのに、団塊の世代2世向けに増設した大学数、増員した大学生の数のままになっているため、高校卒業者の5割が大学に進学するようになっているからだ。

しかも、大学側は学生数確保のために推薦入学枠やOA入試枠(いわゆる一芸入試)を増やし、新入生の半数を入試以外から取るようになってしまった。偏差値48の高校から、上智大学理工学部への推薦入学も可能なのだという。

推薦やOAで入学する生徒は、受験勉強というまとまった勉強の機会もなく大学生になってしまうので、基礎学力が圧倒的に低い。哲学書や小説はもちろん、漫画やケータイ小説すら読まない大学生が少なくないという。

ところが、こうした事態を大学側はひた隠しにしている。バカ大学と知れ渡ってしまうと、学生が集まらないからだ。

本書は、「あとがき」で著者自らが書いているように、書き下ろしではなく「語り下ろし」つまり、口述筆記である。そのため、粗野な語り口や自慢話めいたくだりもあるが、大学生たちそしてその親たちの驚くべき実態の数々が明らかにされている。

最後に、教育制度改革案が書かれている。
1.大学進学率を20%程度に抑え、高度な専門知識と幅広い教養を身につけることを義務づける。
2.高校、短大、専修・専門学校を廃止して「職業大学」に統合する。
3.中学校を6年制にして、「学習内容習得度試験」を実施し、大学進学者を選抜。ただし、この試験は一生の間に何回でも受験できる。
4.オンライン大学の普及。
アイデアとしては面白いかもしれないが、これではバカ大学生はいなくなっても、バカ職業大学生に変わるだけだろう。


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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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