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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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煮穴子と京湯葉のあんかけ丼@倭旬

地下鉄湯島駅の5番出口から昌平橋通りを100メートルほど南に向かったビルの1階に「倭旬」という店がオープンしたことに気づいたのは、2カ月ほど前のことだった。老舗料亭で修業した主人が開いた店だという。

ランチ時はいつもお客で一杯なのでなかなか入る機会に恵まれなかったが、13時近くになると空くようになったので入店してみた。

080910倭旬

カウンター席についてメニューを見ると、ランチは「地鶏ときのこの豆乳雑炊膳850円」から「倭旬御膳1800円」まで10種類の料理がある。全品に冷やし素麺がつくという。いろいろと目移りして迷ったが「煮穴子と京湯葉のあんかけ丼(900円)」を注文。すると、店主が「5種類の口取り」と「にしん茄子」のどちらかを選べと言う。お膳の1皿は選択制なのだ。にしん茄子をお願いする。

厨房は店主と板前の2人で配膳は若い女性1人だけだった。店主はまだ40代前半だろうか。カウンターの他に、4人掛けテーブルが小上がりの畳敷きがあって全部で26席あるというから、12時過ぎにはさぞかし大忙しだろう。

カウンターに座ったので、配膳係の若い女性が素麺を素手で数本ずつつまんで蕎麦猪口に入れているのを目の前に見ながら待った。

080910煮穴子と京湯葉のあんかけ丼900円@倭旬

料理が届くと、煮穴子に載せた海苔と山葵が香り立っていた。煮穴子は薄味だがしっかり味が染みこんでいて柔らかく仕上がっていた。しかし、残念ながら、生湯葉の京湯葉は海苔や山葵に香りが負けていた。にしん茄子は、ちょっと甘めに炊いた身欠きにしんと細かく包丁を入れた茄子が口に入れるとはらはらと崩れる。赤だしのみそ汁は量が少なかったが、八丁味噌の微かな苦みと渋みが全体的に淡い味付けの料理を締めるアクセントになっていた。

京風料理をとても真面目に丁寧に作っている店なので好感が持てる。
再訪したい店がまた増えた。

と、ここまで誉めておいてなんだが、店名が気になる。

「倭旬」の「旬」は、文字通り季節ごとに最適の食材を提供するという意味だろうが、「倭」という漢字にしたのは何を意図しているのだろう。和食の「わ」という音節のつもりならば、敢えて「倭」という漢字を使ったのはなぜか。

「魏志倭人伝」などで当時の日本列島の国家および日本列島に住む人々を「倭」「倭人」と書いているのは、背が小さい「ちび」という蔑称である。当時の日本人も周辺国に住む人々に比べて背が小さかったのだ。白川静によると、「倭」のもとになった「委」という文字は、田植えの際に頭に稲束を掲げ腰をかがめて踊る女という意味。腰をかがめている様子から「ちび」という意味なる。ちなみに、同じく踊る男は「年」。

韓国や北朝鮮では日本を「倭」と蔑称で呼ぶのがいまだに一般的で、天皇を「日王」や「倭王」と書き、日本風のことを「倭的」と書く。

「倭」という漢字には、こうした意味があることを店主は知っているのだろうか。


創作日本料理 倭旬
東京都文京区湯島3-13-8 湯島不二ビル101

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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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