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昼食難民の新書生活

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『ポルノ雑誌の昭和史』川本耕次(ちくま新書 927)

ポルノ雑誌の昭和史

『ポルノ雑誌の昭和史』川本耕次(ちくま新書 927)

本書は、ポルノ雑誌の制作現場にいた著者による自伝的な業界裏話。

「昭和史」となっているが、戦後のカストリ雑誌やその後の実録雑誌については短く触れる程度で、一般の書籍や雑誌とは異なったルートで販売された1970年代以降のポルノ雑誌の歴史について詳しく書かれている。

1970年代から1980年代にかけては、洋書ポルノが中心の通販本が販売され、それが自販機で販売された自販機本や、中が見えないようにビニル袋に入れて販売されたビニ本などへと変わっていく。こうした書籍・雑誌には、出版社名や発行年月日の記された奥付がないため、著者は写真に写り込んだカレンダーの日付や、映画館の看板から発行年月日を絞り込んでいく。こうしたポルノ雑誌は、まともな史料はほとんど残っていないという。

著者は『少女アリス』の編集長など、通販本から自販機雑誌、ビニ本と書店には並ばない雑誌の制作に携わり、「ロリコンブーム」を起こした張本人だという。メジャーでデビューした吾妻ひでおに『少女アリス』への連載を依頼したのも著者だったらしい。

ポルノ雑誌を販売していた出版社は、ビデオが普及するようになると、宇宙企画やVIPエンターテイメント、KUKIなどポルノビデオ制作会社となっていく。映画屋ではなくエロ本屋がエロビデオ屋になったのは、ビニ本の販売ルートに大人のおもちゃ店があるからだった。

実は、数年前に「ネットゲリラ(閉鎖)」(移転先:ネットゲリラ)というサイトのブログを時々覗いていた。独自の視点に基づいた時事評論が面白かったからだが、この数年は全く訪れなかった。「あとがき」に書かれていたが、これが著者のブログだったのだ。

久しぶりに覗いてみると「2ちゃんねる」の引用がメインになっていたが、本書の元になった「昭和ポルノ史」というコーナーもあり、ポルノ雑誌の表紙も大量に掲載されていた。


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