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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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『生きる悪知恵―正しくないけど役に立つ60のヒント』西原理恵子(文春新書 868)

生きる悪知恵


『生きる悪知恵―正しくないけど役に立つ60のヒント西原理恵子(文春新書 868)


本書は、雑誌か新聞の人生相談コーナーを本にしたものかと思ったら、そうではないらしい。どこにも初出が記載されていないので、サイバラのブログをみたら「デパートの中の階のパチモンの美術館みたいなヤツ。そんなんを目指して書きました。」とあった。

つまり、本書は書き下ろしで新聞や雑誌の「人生相談コーナー」のパロディをやったということらしい。ブログでは「書きました」としているが、「さっき話したように」という記述があったり、編集担当者による注釈があったりして、サイバラが書いたのではなく「語り起こし」のようだ。編集者が質問を考えて、サイバラがあーでもないこーでもないと語った録音を文章の起こしたものだ。

【目次】

第1章 仕事編―商いは小さなことからコツコツと
第2章 家庭編―近くて遠くて好きで嫌いで
第3章 男と女編―ヤリたいときがヤレるとき
第4章 性格編―直すより慣れろ
第5章 トラブル編―上手なウソは人生の通行手形


サイバラに真面目な人生相談を期待する読者は少ないだろうから、いかに笑わせるかが腕の見せ所だ。60の質問と小説家など5人の著名人の質問に答えているのだが、

生きるって、みっともないことだし、みっともなくていい。あの手この手でどうにか生き残った者が勝ち。そのためには、ついていいウソがある。(略)相手を怒らせたり迷惑をかけたりしたらウソになるけど、周りを楽しませたり自分を守るためなら、それはウソじゃない。(p.12)

というサイバラの生き残り哲学に基づいている。

各回答の最後に「結論」として惹句が書かれていて、「悪知恵」に裏づけられたエスプリがあふれていて面白い。

例えば、

「ミスは人のせい、手柄は自分のもの」にする上司に対しては、
相手の悪事をみんなに晒せ

「使えない部下にイライラします」という相談には、
ネジだと思えば腹も立たない

「全社員にTOEIC受験が義務付けられた」社員には、
フィリピン・パブに行け!!

飲酒で高校を退学処分、水商売でアルバイト、離婚したのち、ガンを患った元夫の最期を看取る、と波瀾万丈の人生を送ってきたサイバラが、生真面目に悩んでいる人たちに「正直者よりウソつきになれ」とエールを送っているのだ。


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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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