TOP > スポンサー広告 > 『世界は宗教で動いてる』橋爪大三郎(光文社新書 645)TOP > 新書 > 『世界は宗教で動いてる』橋爪大三郎(光文社新書 645)

昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『世界は宗教で動いてる』橋爪大三郎(光文社新書 645)

世界は宗教で動いてる


『世界は宗教で動いてる』橋爪大三郎(光文社新書 645)


宗教を問われれば、ほとんどの日本人は「無宗教」と答えるが、これは世界ではとても珍しいことだ。社会主義国家以外では、人は宗教無しには生きられない、ということになっている。ユダヤ教から派生した宗教は、日々の生活が宗教によって律されているので当たり前だ。

当然のことながら、それぞれの社会や国家も宗教を基盤として築かれている。であるならば、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドウー教、儒教、仏教といった主要な宗教を知らずして他文明を理解することはできないし、ましてや海外とのビジネスや交流に宗教知識は不可欠である。というのが著者の立場であり、これには異論のないところだろう。

本書は、慶應丸の内シティキャンパスで開講された「宗教で世界を読み解く」の講義録を元にしている。

【目次】

第1講義 ヨーロッパ文明とキリスト教
      ―イエスの父はヨセフか、それとも神か
第2講義 宗教改革とアメリカの行動原理
      —ウォール街の“強欲”をどう考えるのか
第3講義 イスラム文明の世界
      —イスラム教は平和のための宗教
第4講義 ヒンドゥー教とインド文明
      —カーストは本質的に平等
第5講義 中国文明と儒教・仏教
      —儒教はなぜ宗教といえるのか
第6講義 日本人と宗教
      —カミと人間は対等の関係


主要な宗教に関して、かなりザックリとした枠組みをわかりやすく解説している。数千年に及ぶ宗教史を簡便に述べているので、それぞれの宗教学者はもちろん信者から半可通と糾弾されるかもしれない解説も少なくない。

しかし、それぞれの宗教を横断的に語りつつ、アメリカやイスラム諸国、インド、中国の行動原理を規定している宗教について、これほどクリアに解き明かしてくれるのは小室直樹みたいだな、と思うのも当然で著者は彼の弟子なのだ。

手っ取り早く宗教と社会の成り立ちについて知りたいときに、とてもわかりやすく解説してくれる講義。


関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://pasage.blog43.fc2.com/tb.php/1689-564baa42

 | HOME | 









ブログランキングに参加中です

リンク

お気に入りに追加
このブログをリンクに追加する

最近の記事

にほんブログ村ランキング

ブログ内検索

Loading

カテゴリー


全記事一覧(500件ごと)

カレンダー+月別アーカイブ

ケータイ版URL

QRコード

RSSフィード

プロフィール

pasage

Author:pasage
昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

FC2Ad

Template by たけやん

QLOOKアクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。