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昼食難民の新書生活

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『韓国人による沈韓論』シンシアリー(扶桑社新書 168)

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『韓国人による沈韓論』シンシアリー(扶桑社新書 168)


本書は、韓国人歯科医による「内部告発」である『韓国人による恥韓論』の第2弾。

本書は、「セウォル号が沈んだ問題と反日の構造は同じだ」をテーマにしている。セウォル号が沈んだのと同じく、韓国も「沈んで」しまうのではないか? その原因は、韓国が、歴史・文化・教育・政治の問題を自分の責任とせずに、反日という「黒魔術」に逃げ込んでいるからだという。

「おい韓国号、このままじゃ沈むぞ!」と警鐘を鳴らしているが、本書が韓国でちゃんと読まれることはないだろう。

【目次】

序章 「汝、己を知れ」—韓国を映し出す「鏡」
第1章 「反日」と酷似するセウォル号沈没事故の因果
第2章 韓国の「法」が、劣悪なお飾りに過ぎない理由
第3章 専門家・「匠」が存在しない惨たる国
第4章 「集団被害妄想」が禍々しい信念を醸成する
第5章 峻別される「ウリ(私たち)」と「ナム(他人)」
第6章 「歴史を忘れた“韓国民族”に未来はない」
第7章 韓国では「弱者」は人間にあらず
第8章 果てしない「謝罪」要求は、日本を隷属するまで続く
終章 それでも私が韓国という「船」に残るのはなぜか


2011年3月11日の夜、韓国では「テーハン・ミングック(大韓民国)」という喜びの叫び声が街中に響き渡り、ネット上にも歓喜の声が溢れたという。

著者は、「韓国は狂っている」というそれまで認めたくなかった事実を認めざるを得ないことに気づく。そしてブログに「この国を呪ってやる」と書いたという。

国と同胞を呪いたくなるまでの絶望感をもたらした韓国の問題は、セウォル号沈没事件で再び著者に迫ってくる。

韓国のさまざまなメディアが、セウォル号沈没事故は「韓国社会の構造的問題を総合的に露わにした事件だ」と報じたという。セウォル号の船長や一等航海士などのスタッフはもちろん、船会社のトップ、監督官庁の誰一人として沈没と生徒たちを救えなかった責任を回避した。唯一、責任の重さに耐えきれず首を吊って自殺したのは、生徒たちを引率していた教頭先生だけだった。

300人以上の若い命が奪われたセウォル号沈没事件では、法律が機能せず、現場指揮者不在による救助に失敗して現場が混乱し、被害者たちが絶対善の王となって役人や大統領を絶対悪として声高に謝罪と賠償を要求した。著者は、これが反日の構造とよく似ていると指摘している。

「反日」と酷似している点の1つは、韓国では法律が機能していないことだ。

セウォル号は、船の復元力が失われるような魔改造が施され、最大積載量を超えたコンテナを固定もせずに積んで、それを誤魔化すために船のバランスを取るのに大切なバラスト水を減らし、経験の乏しい船員や短期契約の船長たちによって運行されていた。日本人の常識では想像もつかない違法行為のオンパレードだ。

併合時代の賠償等は、日韓基本条約で「すべて解決」したはずなのに、韓国の裁判所は三菱などの日本企業に対し韓国人労働者へ賠償せよという判決を下している。国家間の条約など無視できるらしい。

朴槿恵大統領は、事故6日後に「乗務員の行動は殺人と同じ行為だ」と公式に非難して、業務上過失致死と殺人の区別もできない愚かさを世界中のメディアに笑われた。非難すべきだったのは、事故の原因や救助できなかったシステム上の問題だったからだ。しかし、韓国の検察は大統領の発言を受けて、船長を殺人罪で起訴した。

著者は、韓国では法は「威信」を守る「盾」にすぎないと指摘している。例えば、表向きには、韓国は捕鯨国ではないが、実際に2000年以降だけでも4700頭以上のクジラが韓国沿岸で網に偶然引っかかっとして水揚げされている。2011年の国際捕鯨委員会の報告によると、既定違反23件のうち21件が韓国で発生したものだった。

また、対策もせずに売春を禁止する法案を施行したが、売春組織は減らず住宅街や学校のすぐ近くにまで風俗店が入り込むことになった。さらに10万人以上の売春婦が海外に進出することになった。

韓国では、2014年6月4日に統一地方選挙が実施されたが、当選者3952人のうち1418人が1回以上の前科があったという。前科3犯以上が260人、そのうち47人は前科5犯以上、そのうち4人は前科9犯らしい。徴兵制のある韓国で、兵役未了者が411人もいたという。選ばれる方はもちろん、選ぶ方も法律など関心がないのだ。

その一方で、韓国には「親日財産没収法」というトンデモ法がある。盧武鉉政権下の2005年12月に公布された「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法(親日財産没収法)」だ。「併合時代に親日的な行為で得た財産は、子孫から没収する」というものだが、遡及立法および連座制の禁止という近代法の原則を無視したトンデモ法律だ。

関連法が機能しない社会の中を「航海」していたセウォル号は、沈んでしまいました。反日という国民感情により、機能しなくなった方の数々。そんな社会の中を航海している韓国は、どうなるのでしょうか。(p.97)

問題点の2つ目は、韓国では現場の専門家が足りず「匠」などは存在しないことだ。賃金労働者の37.1%は勤続期間1年未満(日本は7.3%)で、10年以上勤続した人は17.4%(日本44.5%)で、賃金労働者の54.1%が3年以内に仕事を辞めてしまう。つまり、専門家や匠になるには圧倒的に経験・知識が不足しているのだ。

韓国人が短期間で仕事を変えるのは、現場で働く人が見下されるからだ。人間扱いされるには、大学を卒業して「文官(事務職)」にならなければならないという。

専門家がいなければ、事案に対する客観性が低下し、声が大きい人が勝つことになる。

セウォル号沈没事故現場にも専門家はいなかった。逃げ出した船員はもちろん、海洋警察にも現場を熟知する専門はいなかった。政府対策本部のスポークスマンだった海洋警察庁装置技術局長は、艦艇勤務も海警派出所で勤務したこともない素人だった。

海洋警察庁の幹部716人中、海洋警察交番勤務が1年未満がまったく勤務経験のない幹部が476人と、66%以上の幹部が現場経験がなかった。

3つ目は、反省しないこと。実は、1993年にセウォル号とまったく同じ海難事故があったという。西海フェリー号沈没事故で、既定違反の貨物と定員オーバーの旅客を乗せたフェリーが転覆し、362人中292人が亡くなっている。著者は、韓国人は反省しないから同じような事故が繰り返されると嘆いている。まともな反省をせず、対策を講じないから巨大海難事故やビル倒壊、医療施設での火災死亡事故が何度も繰り返されているのだ。

そして、「国民感情」という法を越えるものがあること。韓国政府は「日本は韓国の国民感情を理解しろ」と必ず口にする。しかし、この「国民感情」は世論調査や国民投票のような客観的データですらない。反日という国民感情でしかないのだ。日本の政治評論家が「世論が許さない」と言うのに似て、単なる自分の主張を「国民」で化粧しているだけだ。

かつて朴槿恵大統領は「歴史を忘れた民族に未来はない」と言った。しかし、韓国は併合時代を「人類史上最悪の植民地支配」と子供たちに教えているような国だ。だから、公園で「日本統治は良かった」と語った95歳の老人を、37歳の男が撲殺するような事件も起こっている。ネット上では、「殺されて当然だ」という声も多かったらしい。これが韓国の「国民感情」だ。その国民感情を汲んで、犯人には懲役5年の刑が下っている。

韓国人にとっての「謝罪」の意味が興味深い。序列意識と上下関係しかなく、対等の関係がない韓国では、謝罪は「弱者(自分よりも下)を決める1つの手段」だというのだ。そこで、謝罪するいうことは全面的に敗者となって相手のどんなに理不尽な要求にも答えなければならないことになってしまう。

韓国の国家安全管理委員会での、政府側のセウォル号関連の報告に対する野党側議員の発言が、韓国人にとっての「謝罪」を象徴している。

「救うことのできはずの子どもたちを、国が殺した。同意するのか(※タメ口です)」
「罪を犯したと言え! お前が罪人だ! なんでそんなに言い訳が多いんだ」(p.225)

大統領が謝罪したため、セウォル号の遺族たちは聖域化した。遺族代表を名乗る男がまったく無関係だったり、官僚に暴言や暴力を振るったりし、遺体が見つからなかった遺族は捜索が中止されるまで近くにある高校の体育館に居座り続けた。遺族たちは、大統領を越える絶対善を手に入れたのだ。

もちろん、韓国人にとって謝罪とは賠償という実行を伴わなければならない。だから、河野談話で慰安婦に謝罪してしまった日本は、未来永劫いつまでも謝罪と賠償を要求されることになるのだ。

なにしろ、大統領が「千年恨」と宣言したのだから。



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