TOP > スポンサー広告 > 『サバイバル!』服部文祥(ちくま新書 751)TOP > 新書 > 『サバイバル!』服部文祥(ちくま新書 751)

昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『サバイバル!』服部文祥(ちくま新書 751)

サバイバル!



『サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか』服部文祥(ちくま新書 751)

著者は、登山雑誌『岳人』の編集者。「サバイバル登山家」として山岳界では有名な人らしい。ライトやガスコンロなどの機器を使わず、米と塩など最低限の食糧だけを持って、岩魚釣りや山菜を採りながら山登りをしているという。

本書のおよそ半分は、新潟県糸魚川市の青海駅から長野県の上高地まで、10日間ほどかけての北アルプスを単独縦走した記録である。

副題の「ズルなしで」というのは、著者が自然と対峙する際の心構えとして「自然環境に対してフェア」であるかどうかということらしいが、西暦1500年から1900年頃を想定した装備とはいいながら、ゴアテックスの雨具を使用し、ネオプレーン製渓流タビを使用するなど最新の装備を使っている。つまり、著者の極めて個人的な思いこみによるルールにすぎない。

例えば、富士山頂に立つために、高低差3776メートルを完璧に堪能したいからといって静岡県富士市の田子の浦から歩き始める人はいないだろう。かといって、全く歩きたくないためにヘリコプターで山頂まで運んでもらう人もいない。たいていの登山客は標高2400メートルの新5号目までクルマやバスで行き、そこから登山を始める。著者は、それをフェアではないというのだ。

第四章の「サバイバル思想」では、著者が「サバイバル登山」に至った背景が語られている。ハーケンやボルトなどの人工器具を使った人工登攀の発展によって「登山の成否が登山者の能力よりも、道具があって天気に恵まれることが最重要要素になった」ことに不満でフリークライミングを始め、自分の力だけで山に登ることを追求した結果なのである。

関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://pasage.blog43.fc2.com/tb.php/217-4fb4fe05

 | HOME | 









ブログランキングに参加中です

リンク

お気に入りに追加
このブログをリンクに追加する

最近の記事

にほんブログ村ランキング

ブログ内検索

Loading

カテゴリー


全記事一覧(500件ごと)

カレンダー+月別アーカイブ

ケータイ版URL

QRコード

RSSフィード

プロフィール

pasage

Author:pasage
昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

FC2Ad

Template by たけやん

QLOOKアクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。