TOP > スポンサー広告 > 『数字でみるニッポンの医療』読売新聞医療情報部(講談社現在新書)TOP > 新書 > 『数字でみるニッポンの医療』読売新聞医療情報部(講談社現在新書)

昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『数字でみるニッポンの医療』読売新聞医療情報部(講談社現在新書)

数字でみるニッポンの医療


『数字でみるニッポンの医療』読売新聞医療情報部(講談社現在新書)

2007年の日本人の平均寿命は、男性が79.19歳、女性が85.99歳。女性は23年連続の世界一で、男性はアイスランド、香港に次いで3位だという。

平均寿命というのは、0歳児の平均余命のことだから、2007年に生まれた赤ん坊が、79.19歳や85.99歳まで生きるという意味になる。60歳の平均余命は、男性22.41歳、女性27.92歳なので、それぞれ82.41歳、87.92歳と平均寿命よりも2歳程度長生きすることになる。

いずれにしても、日本は世界で最も医療が進歩しており、国民皆保険制度によって誰でも手厚い医療を受けられる環境にあるといえる。国の行く末を考えれば、少子化は大問題のはずなのに、その対策は遅れる一方で、高齢者を増産し続けるという矛盾を抱えている。

本書は、日本の医療費は高いのか、身近な医療費、高齢者と終末期医療、がん・生活習慣病、心の病気、出産・子育て、医師の姿、検査大国、薬を巡るあれこれ、の9つのテーマで59項目の医療にかかわる数字を解説している。

読売新聞で2004年から2007年にかけて連載された「医療の値段」というコラムを元にしているというが、それぞれの項目は3~4ページ程度の記事なので問題の本質に大きく掘り下げるほどの内容ではない。しかし、本書全体を通して明らかになっているのは、厚生労働省による医療政策の杜撰さである。百年の計を望むべくもないが、猫の目のようにくるくると変わる政策に患者はもとより医療現場が振り回されている姿が浮き彫りになっている。

医療に関する報道やこうした本を読むと、暗澹たる気持ちになりがちだが、日本は世界一の長寿国であり、世界で一番優れた医療を安価に受けられる幸せな国なのである。つまり、一見ボロボロにしか見ない医療政策が、実は世界一の医療政策なのかもしれない。

関連記事

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://pasage.blog43.fc2.com/tb.php/232-9e0614d0

 | HOME | 









ブログランキングに参加中です

リンク

お気に入りに追加
このブログをリンクに追加する

最近の記事

にほんブログ村ランキング

ブログ内検索

Loading

カテゴリー


全記事一覧(500件ごと)

カレンダー+月別アーカイブ

ケータイ版URL

QRコード

RSSフィード

プロフィール

Author:pasage
昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

FC2Ad

Template by たけやん

QLOOKアクセス解析

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。