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昼食難民の新書生活

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『天下之記者―「奇人」山田一郎とその時代』高島俊男(文春新書)

天下之記者


『天下之記者―「奇人」山田一郎とその時代高島俊男(文春新書)

 明治初期に「天下之記者」と半ば嘲笑気味に呼ばれた男がいる。山田一郎というありふれた名前の男である。しかし、本書は、山田一郎のいわゆる伝記ではない。伝記以外の部分の方が多いからだ。

 序盤は、明治初期の学制、特に蕃書調所から東京大学にいたる経緯を詳しく述べている。さらに、中盤では大隈重信の懐刀・小野梓と立憲改進党、東京専門学校(のちの早稲田大学)の成立を描く。わずか数人しか卒業生のいなかった時代の学士であり、「奇人」と呼ばれた男の人生はなかなか始まらない。残り4分の1になって、ようやく山田一郎の話になるが、友人たちから迷惑がられながらも愛された人生を描いていない。

 どうやら著者は、山田一郎が嫌いらしい。奇人の数奇な人生を深く分析することもなく、超エリートから転げ落ちた人物を小心で芝居がかった男として描いている。

 では、なぜこの本を書いたのか? 明治初期の学制の複雑さと、政党政治の初期を書きたかったのだろう。

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