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昼食難民の新書生活

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『恐慌下におけるA級の店選び究極の法則』横川潤(講談社+α新書 456-1 D)

恐慌下におけるA級の店選び究極の法則


『恐慌下におけるA級の店選び究極の法則』横川潤(講談社+α新書 456-1 D)


本書では、冒頭に「A級の店」を「え~湯だな」の「え~級」だとして、もっともらしい条件を挙げているが、要は比較的安価でかつ「B級グルメ」の行列店ではない、美味しい料理を出す店、ということらしい。

都内を中心にその「え~級店」を紹介しているが、タイトルにあるような「法則」性を見出したわけではないし、「究極」なんてとんでもない。

しかも、著者は嫌みなくらいキザな人である。美女と一緒に食事をするのが好きで、それを他人に見られるのがもっと好きだというくだらない自己顕示欲を臆面もなく記述するような輩だ。

紹介記事は、こういう文章を“現代的なエッセイ風”とでも呼ぶのだろうか。スノッブ臭と自慢が鼻につくばかりで、回りくどくて料理の味や店内の様子などがさっぱり伝わらない記述の連続なので、途中で何度も嫌気がさしてきた。

それでも読み続けると、紹介されている店のなかには訪れたことのある店もあったが、あの店のどこが「え~級???」かと首をかしげたくなるようなB級C級店も入っている。

そして、最後まで読み進むと著者のいう「え~級店」の定義がますますあやふやになっていく。明確な理由も説明せずに義弟や知り合いの店を「え~級店」にリストアップしているからだ。

日本のほとんどの映画評論家が“映画紹介者”であるように、著者は料理評論家ではなく“料理店紹介者”ということなのだろう。

著者は有名な飲食企業の創業者の息子だという。久しぶりに〈高等遊民〉という言葉を思い出した。本書は、高等教育を受けた金持ちの放蕩息子が仲間うちにだけ受ける話を得意げに語っているようなものだ。有名な飲食企業といっても「スカイラーク」だけど。

酒好きで肉好きで女好きの大学教師が書いたたわごと、と切って捨てるべき本だろう。

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