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昼食難民の新書生活

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『日本語の源流を求めて』大野晋(岩波新書)

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『日本語の源流を求めて』大野晋(岩波新書)

1980年代初めに日本語の起源は、南インドで話されているドラヴィダ語系のタミル語であるという「日本語起源タミル語説」を唱え、週刊朝日やNHKでも取り上げられ国語学会のみならず日本中を騒然とさせた著者。

日本語の起源が韓国でも中国でもモンゴルでもなく、よりによって南インドのタミル語だというあまりにも大胆な大野説は、比較言語学からの批判を受け、30年近くたった現在でも日本語起源の主流とはなっていない。

しかし、日本語とタミル語に共通する五七調の存在、文法が近似する点、神と祭りの共通点など、本書を読めば、言語学者や国語学者たちが大野説に異論を唱えるのではなく、無視することしかできないのも理解できる。

南インドには、アーリア人の侵攻によって中央インドから南に追いやられたインド原住民が住んでいる。大野が「タミル語説」を発表したころ、2か月ほどインドを旅したが、西インドで出会ったタミル人の青年は、タミル人の勤勉さと誠実さを熱心に語った。
「タミルには、人を騙すような奴はいないんだ」

本書は、大野の30年に及ぶ日本語とタミル語の比較研究の書である『日本語の形成』および『弥生文化と南インド』が高価な本になってしまったため、自説を広く知ってもらうために書いたという。

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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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