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昼食難民の新書生活

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『心理学で何がわかるか』村上宣寛(ちくま新書 820)

心理学で何がわかるか


『心理学で何がわかるか』村上宣寛(ちくま新書 820)

著者は心理学は科学であるべきであると考えている。カール・ポパーの提唱した実験や観察によって検証される「科学」である。ところが、日本の心理学はとても科学と呼べる段階ではなく、欧米よりも20~30年は遅れた状態にあるらしい。

例えば、客観的な判断基準である「DMS-Ⅳ(精神疾患の診断・統計マニュアル)」が精神医療の世界では広く浸透しているが、日本の臨床心理の世界では個々の患者に対するカウンセリングを重視するばかりなので、データを集積することすらできずにいるのだ。

第1章では、科学的であるための統計処理について述べられている。

第2章以降では、欧米のさまざまな実験を引用しつつ、「性格は遺伝するか」「自由意思は存在するか」「記憶力は鍛えられるか」「暴力的映像は暴力を引き起こすか」「うつ病の治療には薬物療法が効果的か」といった刺激的なテーマを解説している。こうしたテーマの解説には、メタ分析(過去に行なわれた複数の研究結果を統合して分析すること)も多用されている。

心理学は人間の心をどこまで明らかにしたのか。わが国では、年間3万人を超える自殺が発生している。心理学者がやるべきことは明らかだと著者は最後に書いている。

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