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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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鶏肉入りラーメン@パクセー(ラオス)

カンボジアの首都プノンペンを2度も訪れることになったのは、単にタイから陸路で行ってみたかったからだ。

プノンペンに着いてみると、まだ帰国まで日程の余裕があったので、飛行機で北上してラオスに入り、世界遺産のワット・プーを訪ねることにした。思いつきで行くことにしたので、ラオスのガイドブックは持っていなかった。同じホテルに滞在していた日本人旅行客から『地球の歩き方(またの名を「地球の迷い方」)』を借りて、該当部分だけをコピーした。

プノンペンから乗ったラオス航空のプロペラ機は、ロシア製の72人乗りATR72。事故が多いため日本の外務省に「危険な航空機」と名指しされた代物だった。しかし、1時間ほどのフライトで無事にラオス南部の街パクセーに到着。

ヴィエンチャン行きの飛行機だったので、パクセーで降りたのは10人ほど。20USドル払って短期ビザを取得、両替所を訪れたのは私だけだった。5ドルだけ両替すると5万2000キップになった。1ドルが1万400キップらしい。たった5ドルしか両替しなかったのは、空港の両替は交換率が悪いし、ラオスの紙幣は使い残すと他の国では紙くず同然なので、支払いのほとんどは米ドルやタイバーツで済ますつもりだったからだ。

ラオス航空

両替所の女性職員によると、空港からパクセー市内まではトゥクトゥク(ミゼットを改造した3輪自動車のタクシー)で3000キップ(約33円)らしい。ところが、空港の建物の前で立っていると寄ってきた馬鹿面のトゥクトゥク運転手は2万キップ(約180円)と抜かしたので、「ぼけ!」 と日本語で叫んで追い払い、100メートルほど歩いて空港の外で流しのトゥクトゥクを待つことにした。

トゥクトゥクがなかなか来ないのを見かねて、ちょうど帰宅しようとしていた空港職員が、バイクでパクセー・ホテルまで連れて行ってくれた。ホテルのボーイは、世界遺産のワット・プーまでの往復タクシー代が30USドルだという。

翌日は疲れて寝坊したので、昼近くにホテル向かいの安食堂で「鶏肉入りラーメン」を注文。30円くらいだったか。客は私だけなのに、中年の女将は炒め物などを忙しそうに作り続け、いつまでたっても鶏肉入りラーメンを作ってくれない。ランチための下ごしらえらしい。10分ほど経って声をかけると、大げさに驚いて「?」という顔をした。すっかり忘れていたという演技をする。まさかね、厨房の目の前にあるテーブルに座っていたのだから。

パクセーラーメン

ようやく出てきたのは太めのかん水入り小麦粉麺(タイのバーミーよりもずっと太い)だった。よく煮込まれた鶏肉が載っている。でも、あまり美味しくない。ラオスを訪れたのは3度目だったが、古都ルアンプラバン以外では美味しい料理を食べたことがない。全体的な料理のレベルがタイに比べて、かなり低いような気がする。

『地球の歩き方』のコピーでパクセー・ホテルの位置を調べると、方角がぜんぜん違う。食堂のオバさんに尋ねると、現在のホテルは3年も前に移転したものらしい。やっぱり『地球の迷い方』だ。かつて、インドネシアのスマトラ島では、掲載されていた地図の南北が逆になっていたために1時間ほど炎天下をさまよったことがある。読者投稿で制作しているガイドブックだから、たまにこういうミスがある。

食事の後で、タクシーではなく古ぼけたバイクの横にリヤカーのような2輪の座席を付けたトゥクトゥクのような乗り物を呼び止めて、ワット・プーまでの料金交渉をした。タクシーの半額以下の1000円で行ってもらえることになったが、運転手の顔をよく見るとショートヘアの中年女性だった。

ラオスバイタク

登り坂では何度も停まりそうになりながらヨタヨタと走り、メコン川を小さな渡し船で渡ったり寒村をいくつも通り過ぎて、タクシーの3倍以上の時間をかけて、ようやく夕方には世界遺産のワット・プーに到着。暗くなりそうなので、日本の援助で作ったという博物館には入れなかったし、遺跡をじっくり見る時間はなかった。

ワット・プー

思いつきで訪ねたので、予備知識なし来てしまったが、誰もいない遺跡を歩くのは得難い経験で感慨深かった。小高い山の懐に抱かれるようにしているこの遺跡も、数百年前には恐らく数百人の僧侶が集う一大寺院施設だったのかもしれない。

今度来るとしたらもっと準備してから訪れたいが、かなり不便な場所にあるので、再訪の機会はないかもしれない。しかし、ボロボロのトゥクトゥクに乗って遺跡を訪ねたこの1日は忘れられないものになった。


Wikipedia(パクセーのあるチャンパーサック県)


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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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