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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

鰻丼@小ばやし

新宿アルタの裏通りにある「小ばやし」へ。

こばやし

1カ月ほど前から「サービスランチ」と書いた看板を店頭に出すようになった。国産うなぎの鰻丼が1575円ならば安い。

メニュー@こばやし

12時半ころに店内に入ると、お客は誰もいないようだった。70代の職人60代の女性(女将?)が、声を揃えて「いらっしゃい」と迎えてくれた。この店は、外の提灯に「明治38年創業」とあったから老舗だ。もちろんこの建物はそれほど古くはないはずだけど、全体的にこじんまりとしている。日本人全体の体格が小さかった頃のサイズに合わせてあるのだろう。

「鰻丼(1575円)」を注文すると、女性が「ランチ!」と語気強く職人に伝えた。女将と職人という関係のようだ。

職人はせっせと白焼きを焼いていて、ちょうど30串ほどになったところで、鰻丼の準備を始めた。気づかなかったけど、鰻丼用の鰻も白焼きと一緒に焼いていたらしい。

10分ほどで料理が登場。

鰻丼1575円@こばやし

小さい鰻だけど、ちゃんと2切れ載っていた。箸で摘むとホロホロと崩れるほど柔らかい。表面はカリッと焼けているけど、口に入れた瞬間に溶けるほど柔らかく、タレは甘すぎずしょっぱすぎずちょうど良い塩梅だった。

ご飯はしっかり研いであってツヤツヤと美しく輝いている。タレのかかり具合もほど良かった。

お新香は、既製品の柴漬けと自家製キャベツの浅漬け。芥子粒ほどのショウガとミョウガが味と香りのアクセントになっていて、丼一杯食べたいほど美味しい。

お吸い物は、残念ながら肝吸いではなかった。壁のメニューを見ると、「きも吸物 210円」とあった。出汁も濃いけど、かなり塩辛い。鰻は美味しいのにちょっと惜しいなあ。

ランチサービスじゃない「うな重」の値段を紹介すると、「竹 2625円」「松 3150円」「特上 3650円」となっていた。

「今度の7000円のお客に出す刺身はどれくらいにしましょうか?」と職人が、女将らしい女性に尋ねた。
「いつ? 何人?」という女将らしい女性の問いに「14日に11人です。このお客さんは、去年も7000円だったらしいです。全然覚えていないんですが」と職人が答えた。女将らしい女性は返事もせずに、不機嫌そうな顔で紙に何かを書いていた。
「サン・ニイの5貫でいいでしょうね。マグロと何かで」
「いいんじゃない、7000円なんだから」
「最後のうな重は竹でいいですよね」
「いいんじゃない、7000円なんだから」
この店では、1人7000円のお客ありがた迷惑ということなのらしい。

どうでもいいけど、お客の前でする会話ではないだろう。

そういえば彼女は、私が鰻丼を注文したときにも、舌打ちこそしなかったが「ランチ!」と不満をあらわにするように語気強く乱暴に伝えていた。「明治38年創業」と威張っているのに、この接客態度はないだろう。

でも、鰻丼が美味しいかったから再訪するかも。


◆希望支払金額:1575円(箸で摘むとホロホロと崩れる鰻が美味しい)
◆費用対効果度:100%(1575円/1575円)

小ばやし
東京都新宿区新宿3-25-6



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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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