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『予防接種は「効く」のか?―ワクチン嫌いを考える』岩田健太郎(光文社新書 495)

予防接種は「効く」のか



『予防接種は「効く」のか?
―ワクチン嫌いを考える岩田健太郎(光文社新書 495)

日本は第二次大戦後の昭和23年に、GHQの政策で「予防接種法」が施行され、伝染病予防のための予防接種が強制的に始められ、大きな成果を上げた。しかし、その副作用がマスコミによって大きく採り上げられたことで、厚生省(厚労省)や医療界は萎縮して伝染病を「見なかったこと」にすることにした。そのため、著者によれば、日本の予防接種は欧米に比べて20年遅れているという。

著者は、予防接種をクルマのシートベルトに喩えている。交通事故に遭いシートベルトで死亡を免れる人も多いがシートベルトをしていても死ぬ人もいる。交通事故に遭ってシートベルトをしていなくても死なない人もいる。しかし、シートベルトが交通事故による死亡率を低下させるのに有効なのは確かである。だから、シートベルトの装着は義務付けられている。しかし、シートベルトが首に絡まって死亡するような事故もないわけではない。

ほとんどの人は伝染病に感染することはないから予防接種は不必要だが副作用が発生し、感染した人にとってはほとんどの場合に予防接種によって発病を抑えることができるものである。感染症の予防効果が、副作用による被害を上回ることが確かならば予防接種を実施する価値があるのは誰にでもわかる。

ところが、科学的根拠なしに「ワクチン嫌い」という風潮が広まっていることを憂いている。また、ワクチンを禁忌にしているホメオパシーという似非医学にも舌鋒鋭く批判している。

医学的な効果が明らかなのに予防接種が積極的・強制的実施から努力実施へと後退していることに臨床家として苛立っているのだ。

予防接種は「効く」のだ。

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