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昼食難民の新書生活

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『漢文と東アジア―訓読の文化圏』金 文京(岩波新書 1262)

漢文と東アジア


『漢文と東アジア―訓読の文化圏』金 文京(岩波新書 1262)

趣味が「漢文」という友人がいた。もちろん書くのではなく読むほうだが、彼は神田神保町に行くと、明治期の漢文書籍を抱えきれないほど買い漁った。何度か尋ねたが、漢文のどこにそれほどの魅力があるのかはわからなかった。彼も説明するつもりはないようだった。

本書は、漢文訓読のルーツに迫りつつ、漢字文化圏とされる東アジアの国々の異文化受容の経緯について考察している。

漢文を日本語として読む訓読は、日本独自の漢文読解法のように思われているが、新羅・契丹・渤海・ウイグル・ベトナムなどの諸国でも行われていたという。仏教あるいは儒教の経典解釈が、漢文を自国語に翻訳する契機になっていた。さらに、唐代には『三国志』を読むために訓詁が行われており、日本で創始されたものではないという。

漢文訓読の歴史には、「仏教伝来、国風文化、仏教と神道の相克、朱子学の導入とその展開、そして西洋文明の受容にいたるまでの思想史、文化史の変遷が反映されている。」(P.89)

漢文には全く興味がないのに本書を手にしたのは、東アジアの国々が古代中国の最先端文化をいかに受容し、咀嚼していったかを「訓読」をキーに教えてくれるような気がしたからだが、訓読の歴史を追うばかりだった。


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