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昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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上ロースかつ定食@T,dining

神田小川町にある豚肉料理店の「T,dining(ティーダニング)」へ。

どうでもいいことだけど、店名に「,(コンマ)」を使ったのはどうしてだろう。珍しいことは確かだけど、これじゃメールアドレスやtwitterどころか、ファイル名などコンピュータ関係で使えない。開店前に誰か教えてあげなかったのだろうか。

東京メトロ丸ノ内線淡路町・都営地下鉄新宿線小川町駅のA4出入り口から地上に出て、左後方にある「やなか珈琲 神田店」横の路地を入って、靖国通りと並行に走る裏通りを神田神保町方向に100メートルほど歩くと左側に店はある。

t-dining.jpg

この店は、とんかつ屋ではなく豚肉料理店なのでビストロのようなおしゃれな店作りになっている。2人がけテーブル10卓、カウンター4席に店内は、壁に描かれたイラストや、毛糸で「menu」と表紙に縫い付けられたメニューなど、随所に女性らしさが漂っている

ランチメニュー@t-dining

50代の女性店主に、ランチメニューから「上ロースかつ定食(880円)」を注文した。

ディナーメニュー@t-dining

夜は、とんかつのほかしゃぶしゃぶやさまざまな豚肉料理を提供している。

メニューによれば、この店の豚肉は三重県の小林ファームという養豚場から仕入れていて、そこは店主の実家らしい。養豚場で働く店主の兄の写真があったけど、豚肉の生産者の顔が見られるのはとても珍しい。

通常、豚は生後6か月で出荷されるけど、この店の豚肉は5か月目なので柔らかく、出荷前には動物性飼料を一定期間与えないのでブタ臭くないとあった。

厨房から遠い席に座ったので調理の様子は見えなかったけど、ほとんど物音がしない。

10分ほどで料理が供された。

上ロース定食880円@t-dining

長さ15センチ幅8センチほどのかつはからりと揚がっていた。

上ロース定食部分@t-dining

肉の厚さは1.5センチほど。薄いピンク色でとても美しい。噛み締めると、口中に甘い肉汁が広がってとても美味しい。もちろん、ブタ臭さはない。

驚いたのは衣の軽さ。パン粉の粒は立っているのに、噛むと上顎と舌の間で芳ばしい香りとともにサクサクはらりと砕ける。上顎にザクザクと当たる食感を予想していたのでびっくりした。これならば、子供でも口の中を傷つけることはないだろう。こんなに軽い衣はこれまで食べたことがない。

かつの左端は、1/3ほどが半透明になった脂身だった。もちろん甘くて美味しい。

あまり水に晒さなかったのか、千切りキャベツがバリバリと意外な歯応えだった。

ご飯は固めに炊かれたコシヒカリで、味噌汁の具はワカメと豆腐。

夜のしゃぶしゃぶも食べてみたい。

帰りに、「やなか珈琲 神田店」に入ると、店内に焙煎機があるコーヒースタンドだった。210円のブレンドコーヒーが香り高くてびっくりするほど美味しい。とんかつの油を静かに洗い流してくれた。このチェーンのコーヒーがこんなに美味しいとは知らなかったなあ。試しにマンデリンを200g購入した。


◆希望支払金額:1000円(とても上品で美味しいとんかつ)
◆費用対効果度:114%(1000円/880円)

T,dining(ティー・ダニング)
東京都千代田区神田小川町1-6-7 竹田ビル1F



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ロースかつ定食@ふくよし

かつのボリュームがすごいと評判の秋葉原にある「ふくよし」へ。


JR秋葉原駅昭和通り口改札口を出てそのまままっすぐ進み、昭和通りを渡る。左に歩いて250メートルほど北上し、右折して三井記念病院方面に100メートルほど歩き、コンビニエンスストア「ファミリーマート」の先を右折し、さらに10メートル先の細い裏路地の右側に店はある。

ふくよし

店の前の路地は幅2メートルほどしかない。

この店の営業時間は、月〜金は11時から15時、土曜日は11時から14時半まで。行列店らしいので14時過ぎに訪れたけど、カウンター6席、4人がけテーブル2卓の店内は満席だった。外に並んでいると、すぐに3人が後ろに並んだ。向かい側のラーメン店の引き戸が開いて、中年女性が半ば呆れ顔、半ば恨めしげに行列を確認している。ラーメン店にはお客はいないようだった。

5分ほどで3人のお客が出てきて、一番奥のカウンター席に案内された。お客の大半はカツカレーを食べている。

土曜メニュー@ふくよし

土曜日には平日850円のカツカレーが650円に割引されるのだ。

メニュー@ふくよし

カツカレーも魅力的だけど、この店のカツカレーはチキンカツなので、店頭に「おすすめ」という貼り紙のあった「ロースかつ定食(1100円)」を「ライス普通盛り」でお願いした。

次から次にカツカレーが出来上がり、後から来たお客もほとんどがカツカレーを注文する。まるでカツカレー専門店みたいだ。席が空いたと思ったら、すぐに新しいお客が次々に来店する。営業時間は短いけど、ランチだけで3回転以上はしているのじゃないだろうか。

50代の店主は驚くほど腰が低く、料理を出したりお客が席を立つたびに、「大変お待たせしました」「すいませ〜ん」「ありがとうございますー」と声をかけていた。

カツカレーのお客に次々追い抜かれ、10分ほどで料理が供された。

ロースかつ定食1100円@ふくよし

かつがでかい! 長さ20センチ幅12センチ厚さ2.5センチほどで、手の平よりもずっと大きい。

ロースかつ定食部分@ふくよし

しっかり揚がっていて衣はバリバリと固いけど、肉汁たっぷりだった。微かに獣臭がするけど気にするほどではない。でも、甘口のとんかつソース、ウスターソース、あじ塩、醤油と調味料を替えて食べてみると、とんかつソースが一番合っていた。

固めに炊かれたご飯も美味しく、豆腐とワカメの味噌汁もさっぱりして美味しい。

次回こそ、カツカレーを食べよう。


◆希望支払金額:1100円(すごいボリューム)
◆費用対効果度:100%(1100円/1100円)


ふくよし
東京都千代田区神田和泉町1-9



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なた切り(ロース)定食@ほりき

行徳のとんかつ専門店「ほりき」へ。この店は「のんべいさん」にコメントで教えていただきました。

東京メトロ東西線行徳駅の改札口を出て左へ、さらに左へ高架沿いに浦安方面に100メートルほど歩き、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」の角を右折して、100メートルほど歩くと左側に店はある。10台分の専用駐車場を備えた3階建ての立派なビルだった。

ほりき

カウンター席、テーブル席、小上がりのテーブル席を合わせて60席以上はある大きな店で、背の高いコック帽をかぶった60代のご主人ともう1人の男性が調理を担当し、ハッピ姿の60代女性2人がホール係を担当している。

メニュー@ほりき

店内に貼られた浮世絵をモチーフにしたポスターによれば、店主が堀木隆氏で女将が堀木洋子さんで、看板料理が「丸太(ひれ)」と「なた切り(ロース)」らしい。

お茶とおしぼり、割り箸を運んできた女性に、「なた切り(ロース)定食(1800円)」を注文すると、「サラダとお新香のどちらにしますか?」と尋ねられたのでお新香をお願いした。

「なた切りは時間はかかります」という貼り紙どおりに、20分ほどかかって料理が供された。

なた切り定食1800円@ほりき

予想よりも小さく、長さ17センチ幅10センチ厚さ3センチ以上の直方体のかつだった。ナタのような形に切ったということなのか、ナタで切ったような形のどちらだろう。

なた切り定食部分@ほりき

ラードで揚げた甘い香りをまとったかつは、中央は2割ほどが脂身で、右端は半分ほどが脂身。しっかり揚がっていて、赤身は白く変色しているけど、脂身が半透明で甘い

驚くべきは衣の薄さ。パン粉を除けば1ミリ以下の極薄だった。間違いなくこれまで食べたどのとんかつの衣よりも薄い。衣が肉から剥がれずに揚がっているのは、確かな技術があるからなのだろう。

大きなお椀(実際は飯碗)で供された豚汁は、ダイコンとニンジン、豚こま切れ肉というシンプルな材料なのに、野菜の旨味や甘みが煮出しされていてとても美味しい。ドンブリ3杯飲みたい。

14時の閉店間際になっても、お客が次々に訪れる人気店だった。

のんべいさん」、ようやく行けました。


◆希望支払金額:1800円(脂肪が甘くて美味しい)
◆費用対効果度:100%(1800円/1800円)

ほりき
千葉県市川市行徳駅前2-21-5


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ロースかつランチ(超厚切り)@豚組食堂

2013年4月28日にオープンしたばかりの六本木「豚組食堂」へ。

この店は、肉汁ボタボタの西麻布「豚組」の支店。

東京メトロ日比谷線六本木駅の広尾寄り改札口を出て左に歩くと、そのまま「六本木ヒルズノースタワー」の地下飲食街に直結している。地下飲食街の中央に店はある。

豚組食堂

13時過ぎになっても行列が伸びている。でも、最後尾に並ぶと数分で店内に案内された。

カウンター14席、2人がけテーブル8卓の店内は、いくつかの席が空いているじゃないか。それに店内には待っているお客用の長いベンチまであるのに使われていないじゃないか。店外で行列に並んだのは数分だけど、なんだか騙された気分。

メニュー@豚組食堂

ランチは、ロースかつランチフィレかつランチだけ。普通と1.5倍、2倍(超厚切り)がある。

お茶とおしぼりを運んできた女性ホール係に「ロースかつランチ超厚切り(1780円)」を注文すると「20分ほどかかりますが!」語気鋭く宣言された。時間のかかって回転率を落とす超厚切りはありがたくないらしい。

オープンキッチンの厨房で調理を担当しているのは60代と30代男性。ホール係は、若い女性2名と男性1人、奥の洗い場にも2名の男性がいて、さらに店長らしき男性もいる。席数に対してスタッフが多すぎるような気がする。

待つ間に周りを見渡すと、お客がどんどん帰っていき、テーブルの片付けが終わっているのに、5分ほどお客を案内せずに待たせている。やはり“行列店”を偽装しているのだった。

待たされているお客にはガラス越しに店内が見えるし、入店した途端に空席だらけなことがわかる。通行人に行列を見せるメリットよりも、わざわざ訪ねてくれたお客を不愉快にさせることのデメリットの方が大きいことぐらい小学生でもわかるだろう。しかも、この店は行列中のお客から注文を受ける知恵もないらしい。

西麻布の本店のサービスは素晴らしかったのに、この店の店長の小賢しさにはげんなりさせられた。

20分はかからずに、15分ほどで料理が供された。

ロースかつランチ超厚切り1780円@豚組食堂

長さ18センチ幅10センチと小ぶりだけど、厚さは3センチ以上の超厚切りだ。

ロースかつランチ部分@豚組食堂

左端は8割が脂身、右端は赤身の肉は、肉汁たっぷりに揚がっていた。本店のように肉汁がポタポタと垂れることはなかったけど、切れ目には淡雪のようにふわふわに固まった肉汁が溜まっていた。もちろん、とても美味しい。

小さな茶碗に軽くよそってあったご飯は、固めに炊かれていて美味しい。味噌汁には小さなナメコが少しだけ入っていた。千切りキャベツは時間が経ってしんなりしていた。

ご飯をお代わりすると、今度は山盛りにしてくれた。お代わりのキャベツはシャキシャキで美味しかった。


◆希望支払金額:1780円(文句なく美味しいけど)
◆費用対効果度:100%(1780円/1780円)

豚組食堂
東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー B1


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厚切りロースかつ定食@とんかつ まるや(浜松町)

浜松町の「とんかつ まるや」へ。新橋駅前の店は訪れたことがあるけど、こちらにも出店したらしい。

JR浜松町駅北口を出て右(東)に50メートルほど進み、横断歩道を渡った先にある2つの大規模複合ビルのうち右の汐留ビルディングの1階奥に店はある。

まるや浜松町

12時ちょうどに入店すると、カウンター20席、2人がけテーブル10卓ほどの真新しい店内はほぼ満席だった。

メニュー@まるや

ここも「ロースかつ定食(700円)」とリーズナブルな値段でとんかつを提供していて、ほとんどのお客はロースを注文しているけど、新橋の店では夜しか注文できない「厚切りロースかつ定食(1200円)」を注文した。

10分ほどで料理が供された。

厚切りロースかつ定食1200円@まるや

かつは長さ18センチ幅10センチ厚さ2センチ以上と大きい。

厚切りロースかつ定食アップ@まるや

薄ピンク色の美しいロース肉は、肉の真ん中はまだ熱変性していない絶妙の揚げ具合で、サクサクと柔らかくて美味しい。中央部が脂身1割ほどで、左端は半分くらいが脂身だった。

ほどんど臭みはなくて塩で食べたけど、醤油で食べるのも悪くなかった。この店のとんかつソースは、粘度の高くドロリとしていてかなり甘めだった。

油切れが悪くかつの裏側が油まみれだった。惜しいなあ。でも、ボリュームたっぷりで満足なのだ。

ダイコンの漬物は、柚子の香りが嬉しい。

ご飯はモチモチと美味しく、味噌汁もシジミ汁で美味しい。御飯と味噌汁はお代わり自由。キャベツは100円だった。

JR浜松町駅の東側(海側)には、2つの庭園がある。

駅のすぐ横が「旧芝離宮恩賜庭園」だ。

入場料150円を払って入ると、手入れの行き届いた園内は、大きな池を巡る回遊式で築山も多く変化に富んでいる。

CA3A0082.jpg

ソメイヨシノは終わっていたけど、フゲンゾウという八重の里桜が満開だった。雌しべが普賢菩薩が乗る象の鼻の形なので名付けられたらしい。

CA3A0084.jpg

人が少なくてとても良かったのだけど、新幹線が通る音や工事現場からの騒音が絶え間なく聞こえてくるのが残念だった。


15分ほど北上すると、六代将軍家宣の頃に植えられたという「300年松」で有名な「浜離宮恩賜庭園」がある。

DSCN0441.jpg

入場料300円を払い、無料の音声ガイド端末を借りる。

DSCN0364ユビキタス

ユビキタス・コミュニケーターという懐かしい名前を付けられた端末は、園内27カ所で音声ガイドが聞けたり、園内地図を表示しGPSで現在位置がわかったりする。ルートがいくつか入っていてその指示に従って回遊できる。

首から端末を下げ、耳にイヤホンをするのはちょっと恥ずかしいけど、とても便利なツールなのに、意外に使っている人は少ない。無料なのに。

DSCN0397中之島

こちらは八重桜が満開だった。長い玉をつけたカメラを持ったオジサンオバサンが何十人もうじゃうじゃいる。大型観光バスで乗り付けてうじゃうじゃいたのは、アメリカ人やイタリア人のツアー客だった。

中国人カップルがウェディングドレスや文金高島田で記念撮影していた。これは、中国人向け旅行会社が始めたサービスらしい。

DSCN0420.jpg

菜の花とボタンも満開。

たっぷり2時間ほど緑を満喫した。


◆希望支払金額:1200円(油切れが悪いのが残念だけどとても美味しい)
◆費用対効果度:100%(1200円/1200円)

とんかつ まるや(浜松町)
東京都港区海岸1-2-20 ハマサイト グルメ 1F


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上ロースかつ定食@とんかつ 赤尾

大塚にある「とんかつ 赤尾」へ。

JR大塚駅南口を出てそのまままっすぐ南に進んで都電の線路を越えると、灰色の鳥居状のゲートが見え「さんもーる大塚」と書かれている。20メートルほど進んで4叉路を斜め左に進むと20メートルほど先の右側に店はある。

とんかつ 赤尾

カウンター8席だけの小さな店では、70代の小さな女将が1人で働いていた。

メニュー@とんかつ 赤尾

カウンターの一番奥に座って「上ロースかつ定食(1250円)」を注文すると、女将は「お茶です」とレモンの薄切りの浮かんだぐい呑みを渡してくれた。紅茶? ちょっと変わっているお茶で驚いたためと、レモンの味が強すぎて何のお茶かよくわからなかった。

しばらくすると、女将は剣山状のミートソフターで親の敵でも打つようにジャカジャカと激しく肉を叩きはじめた。

注文してから12~13分で料理が供された。

上ロースかつ定食1250円@とんかつ 赤尾

カツは長さ18センチ幅10センチ厚さ2センチほど。

上ロースかつ定食部分@とんかつ 赤尾

熱はしっかり入っていて赤身は白くなっていたけど、肉汁をたっぷり含んでいて美味しい。残念だったのは、揚げ油が高温だったために衣がちょっとだけ苦いこと。

ダイコンとキュウリのぬか漬けは浅漬で美味しい。

ご飯は普通だけど、シジミ汁のシジミは身がプクプクしていて美味しかった。

デザート@とんかつ 赤尾

食後にミカンとイチゴが供されて嬉しかった。


◆希望支払金額:1250円(かつはちょっと揚げ過ぎだけど十分美味しい)
◆費用対効果度:100%(1250円/1250円)

とんかつ 赤尾
東京都豊島区南大塚3-52-2


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ロースカツ定食@とんかつ あぶた

安くてボリュームたっぷりのとんかつ食べさせると評判の「とんかつ あぶた」へ。

JR総武線新小岩駅の南口出て左へ向かい、大きな横断歩道橋を上って平和橋通りを南へ向かう。10分ほど歩くとコープみらい(2013年3月にコープとうきょう・ちばコープ・さいたまコープが統合)の緑色の看板が見えてきたら、その手前を左に入り道なりに10分ほど歩き、江戸川区中央図書館突き当たったら、旧千葉街道を右に50メートルほど進み、ガソリンスタンド脇を左折してさらに道なりに500メートルほど行くと交差点の向こう側に店はある。

新小岩駅からは徒歩で30分ほどかかる。遠いので真夏に歩いたら汗だくになってしまうだろう。

あぶた

カウンター7席、小上がりに4人がけテーブル3卓、奥に4人がけテーブル1卓、2人がけテーブル2卓の店は、ご夫婦で切り盛りしているようだ。

メニュー@あぶた

どの駅からも遠い住宅街だけに、定食は安く提供している。

この店は厨房が2重構造になっていて、カウンターの目の前で揚げ物して、奥の広い厨房にはレンジ台や洗い場があって、その奥は倉庫になっていた。

お茶を運んできた女将に「ロースカツ定食(1080円)」を注文すると、奥の厨房から店主が出てきて「いらっしゃいませ」と挨拶しながら冷蔵庫からロース肉を取り出して調理が始まった。小麦粉の次に溶き卵に小麦粉を加えたバッター液、パン粉の順でつけていく。

揚げ油は低温らしく、音はほとんどしない。フライヤーにアルミの蛇腹状煙突が取り付けてあって排気音もしない。静かな店内にテレビの音だけが響いていた。

15分ほどで親父から手渡しで料理が供された。

ロースカツ定食1080円@あぶた

長さ18センチ幅8センチ厚さ2センチ以上はある。

ロースカツ定食部分@あぶた

衣がちょっと厚いけど、ロース肉はぶ厚く歯ごたえがあって、肉汁タップリでとても美味しい。

脂身は半透明に溶けかけていて甘い。

ご飯は普通。味噌汁の具は豆腐とネギだった。

それにしても、これで1080円はコストパフォーマンスがとても高いと思う。


◆希望支払金額:1500円(驚くほどコストパフォーマンスが高い)
◆費用対効果度:139%(1500円/1080円)

とんかつ あぶた
東京都江戸川区大杉5-4-10


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特ロース(お新香付)定食@とんかつ太郎

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中野区野方にある「とんかつ太郎」へ。この店には一時期よく通っていた。

線路の北側にあったはずの店が、電車からは見えないことに気づいたのは数年前のことだった。閉店してしまったのかと思っていたら、線路の南側の都立家政駅寄りに移転していた。野方駅の北口を新設するために、4年前に立ち退きにあったらしい。

西武新宿線野方駅の南口を出て、そのまま線路沿いに100メートルほど歩くと現在の店はある。

とんかつ太郎

店内には、4人がけテーブル2卓とカウンター4席、小上がりにも4人がけテーブルが2卓あった。

メニュー@とんかつ太郎

平日には、ロース定食が割引になってさらにミニコロッケ・エビフライ・ミニカレーのどれかが選べて1000円のお得なランチがある。

お茶を運んできた女将に「特ロース(お新香付)定食(1570円)」を注文すると、「特上です」と厨房の店主に伝えられた。

この店の創業者は「太郎さん」と呼ばれていたイナセな親父だった。都内にいくつかある「とんかつ太郎」はお弟子さんたちの店だと聞いたことがある。

現在の店主は、創業者の「太郎さん」が引退する直前のころに修業されていた。

そのころの面白エピソードを1つ。

あるとき「とんかつ太郎」に電話がかかってきて、相手は「大工さん、お願いします」と言った。「ウチはとんかつ家ですが……」という返事に、相手は再び「大工さんお願いします」と言う。「ですから、ウチはとんかつ家なんです」と大きな声で答えると、店の裏で片付けをしていた現在の店主が慌てて走ってきて「僕が大工なんです」と言って電話に出たという。

石垣島出身で「大工」という珍しい苗字なのだけど、当時の「とんかつ太郎」は職人さんを苗字ではなく下の名前で呼んでいたため、電話を受けた人が「大工」という苗字を知らなかったのだった。

昔話を思い出しながら新書を読んでいると、15分ほどで料理が供された。

特ロース定食1570円@とんかつ太郎

長さ18センチ幅12センチ厚さ1.5センチほどのカツからは、ラードの甘い香りが立ち上っている。昔はもっとぶ厚かったような気もするけど、きっと記憶の拡大作用だろう。

特ロース定食部分@とんかつ太郎

カツの中央はほとんどが赤身で、最近流行りのレアっぽい揚げ方じゃなくしっかり揚がっている。肉の繊維の歯応えが心地よい昔ながらのとんかつだ。薄い衣はサクサクと軽い。

カツの右端はほとんどが赤身で、左端は8割ほどが甘い脂身だった。

太めで噛みごたえのある山盛りの千切りキャベツは、手が空いている時間に店主がずっと切り続けていたもの。昔も職人さんたちが、大きな牛刀でザクザクとキャベツの塊を刻んでいたっけ。

塩漬けの白菜と刻み昆布と削り節を重ねて直方体に切ったお新香も、昔通りの薄塩味で美味しい。自家製ぬか漬けのお新香も薄塩でもちろんとても美味しい。

艶やかで美しいご飯はモチモチとした食感で美味しく、赤だしの味噌汁はシジミ入り。

食後に、首筋から胸にかけて美味しさがじわじわと染みてきた。

久しぶりに会った初恋の人が、昔と変わらず美しくてとても嬉しかった、という感じかな。


◆希望支払金額:1570円(甘くて香り豊かなカツ)
◆費用対効果度:100%(1570円/1570円)

とんかつ太郎
東京都中野区野方5-32-10 茂野ビル1F


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上ロースかつ定食@とんかつ やまくら

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東新宿にある「とんかつ やまくら」へ。

都営地下鉄大江戸線東新宿駅のA2出入り口を出て左へ、抜弁天通りの坂を下って上り、450メートルほど先の登り切ったところがY字路の「抜弁天交差点」。店は、その手前にある左に下る急な坂の路地を入った右手にある。

大江戸線が開通するまで、最寄り駅は東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅だったのだろう。徒歩で20分ほどはかかったはずだ。

とんかつ やまくら

店内は、カウンター4席に4人がけテーブル1卓、2人がけテーブル1卓、小上がりに4人がけテーブルが2卓ある。

13時半に訪れると、先客は6人でまだ誰も料理を食べていない。ちょうど2回転目に入ったところだったらしい。

メニュー@やまくら

この店は銘柄豚の肉をしようしているらしい。厨房の大型冷蔵庫に「はやしSPF」のシールが張ってあるけど、SPF豚なのだろうか。

厨房では、60代のでっぷりと太った親父が調理をしていた。お茶を運んできた30代の青年に「上ロースかつ定食(1700円)」を注文した。

青年が親父の指示を受けながら揚げ方も担当していた。親子だろうか。

深さ10センチほどの2つの鍋を使い、まず高温で表面を揚げ、低温の鍋でじっくり仕上げている。

店内に最古参の落語家・三遊亭金馬さんが干支を描いた色紙が、たくさん飾ってある。2013年の今年は84歳だって。

次々に先客の料理が完成し、20分ほどで料理が供された。

上ロースかつ定食1700円@やまくら

でかい! 厚さは1.5センチほどだけど、長さ20センチ幅13~14センチの巨大なかつだった。

上ロースかつ定食部分@やまくら

赤身が濃い海老茶色で、脂身が融けだしている。最初の1切れを口に入れた瞬間、柔らかさに驚いた。噛むのに歯がいらない。揚げる前に叩いてはいなかったけど、驚くばかりの柔らかさだった。

全体的に赤身と脂身が6対4ぐらいで、赤身と脂身の境目の筋が美味しい。ほどよい熟成だけど、肉自体の旨味は少ない。SPF豚のような上品さはなくて、むしろ野趣のある味だった。

薄い衣はサクサクに揚がっているけど、ちょっと油切れが悪い。

ご飯は普通、豆腐とナメコの赤だしの味噌汁が喉に残った油を流してくれる。

食後は、抜弁天交差点にある「厳嶋神社」通称「抜弁天」へ。

抜弁天

交差点の角にある小さな祠だった。

「抜弁天」という名称の由来は、源義家が祈願して苦難を切り抜けたため、あるいは参道を南北に通り抜けられるため、という。

通りぬけ@抜弁天

といっても「抜弁天」は、Y字路のVの先端にあるので、わざわざ通り抜けなくともすぐに回り込める。どういうことなのだろう。


◆希望支払金額:1700円(脂身の多い巨大なかつ)
◆費用対効果度:100%(1700円/1700円)

とんかつ やまくら
東京都新宿区新宿7-11-3


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厚切りろーす定食@かつの玄琢

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赤坂にある「かつの玄琢 (げんたく)」へ。強烈なかつがあるらしい。

この店は土日祝が休みなので、昼過ぎに赤坂にいた木曜日に訪れることにした。

東京メトロ千代田線赤坂駅の6番出口のエスカレーターで地上に出たら左へ、乃木坂方面に200メートルほど歩く。3つ目の路地を左に入ると30メートル先の右側に店はある。

かつの玄琢

14時過ぎに立て付けが恐ろしく悪くて重い引き戸を開けると、カウンター8席、奥の小上がりに4人がけテーブルのある店内に、先客は9人だった。

ランチメニュー@かつの玄琢

ランチは950円からとちょっと高めで、夜はさらに平均500円ほどアップするらしい。

70代の丸刈りの親父に「厚切りろーす定食(1600円)」を注文すると、ちゃきちゃきで滑舌の鮮やかな女将がお茶とお新香を運んできてくれた。

親父が先客の料理を作るのを見ていると、生姜焼きとかつの盛り合わせやメンチカツの人気が高そうだ。親父はかつを切り分けると、火加減が不十分だった1切れを箸でつまんで鍋の油で再加熱していた。油で熱した包丁を押し当てるのは見たことがあるけど、油通しは初めて見た。結構、乱暴だなあ。

しばらくして、冷蔵庫からロース肉のブロックを取り出し、秤で重さを確認しながら厚さ4センチほどを切り出した。むふふ、期待が高まるなあ。厚切りろーすは、300gだもの。

先客の料理が次々に完成する中で、私の厚切りろーすは15分ほど油の中にあった。最後は、鍋の縁に厚切りろーすが立て掛けられた。その後3分ほど油切りされた。

余熱でも半生だったらしく、先客のかつのように3切れは油通しで完成させた、20分ほどで岩塩とともに料理が供された。

厚切りろーす定食1600円@かつの玄琢

ドガーン! 長さ17センチ幅10センチ厚さ4センチの見事な威容。食べやすいように1センチ幅に切り分けられている。

厚切りろーす定食部分@かつの玄琢

美しいピンク色のかつから肉汁が滴っている。中央は赤身8:脂身2で右端に向かって脂身の比率が増え、最後の1切れは8割が脂身。逆に中央から左側は、ほとんどが赤身だった。

揚げ具合は絶妙だ。かすかに豚肉特有の匂いがして、噛み締めると歯応えがありながら柔らかく肉汁たっぷりだった。でも、やや旨味に欠ける。この大きさでこの値段だものしょうがないか。

薄い衣には、とんかつだけでなく串かつやメンチカツを揚げたエキスが溶け出していて、芳ばしい香りと旨味があった。

300gとボリュームたっぷりだけど、肉の分量に比べ衣が少ないのでさっぱりしている。

味噌汁の具はエノキダケと豆腐。ご飯はインディカ米のように粘り気が殆どなくてサラサラだった。チャーハンに向いている品種だろう。


◆希望支払金額:1600円(歯応えはあるけど柔らかくて肉汁たっぷり)
◆費用対効果度:100%(1600円/1600円)

かつの玄琢(げんたく)
東京都港区赤坂6-13-19


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昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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