昼食難民の新書生活

(新宿・秋葉原・芝浦など各地でのランチと読書)

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『韓国人による沈韓論』シンシアリー(扶桑社新書 168)

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『韓国人による沈韓論』シンシアリー(扶桑社新書 168)


本書は、韓国人歯科医による「内部告発」である『韓国人による恥韓論』の第2弾。

本書は、「セウォル号が沈んだ問題と反日の構造は同じだ」をテーマにしている。セウォル号が沈んだのと同じく、韓国も「沈んで」しまうのではないか? その原因は、韓国が、歴史・文化・教育・政治の問題を自分の責任とせずに、反日という「黒魔術」に逃げ込んでいるからだという。

「おい韓国号、このままじゃ沈むぞ!」と警鐘を鳴らしているが、本書が韓国でちゃんと読まれることはないだろう。

【目次】

序章 「汝、己を知れ」—韓国を映し出す「鏡」
第1章 「反日」と酷似するセウォル号沈没事故の因果
第2章 韓国の「法」が、劣悪なお飾りに過ぎない理由
第3章 専門家・「匠」が存在しない惨たる国
第4章 「集団被害妄想」が禍々しい信念を醸成する
第5章 峻別される「ウリ(私たち)」と「ナム(他人)」
第6章 「歴史を忘れた“韓国民族”に未来はない」
第7章 韓国では「弱者」は人間にあらず
第8章 果てしない「謝罪」要求は、日本を隷属するまで続く
終章 それでも私が韓国という「船」に残るのはなぜか


2011年3月11日の夜、韓国では「テーハン・ミングック(大韓民国)」という喜びの叫び声が街中に響き渡り、ネット上にも歓喜の声が溢れたという。

著者は、「韓国は狂っている」というそれまで認めたくなかった事実を認めざるを得ないことに気づく。そしてブログに「この国を呪ってやる」と書いたという。

国と同胞を呪いたくなるまでの絶望感をもたらした韓国の問題は、セウォル号沈没事件で再び著者に迫ってくる。

韓国のさまざまなメディアが、セウォル号沈没事故は「韓国社会の構造的問題を総合的に露わにした事件だ」と報じたという。セウォル号の船長や一等航海士などのスタッフはもちろん、船会社のトップ、監督官庁の誰一人として沈没と生徒たちを救えなかった責任を回避した。唯一、責任の重さに耐えきれず首を吊って自殺したのは、生徒たちを引率していた教頭先生だけだった。

300人以上の若い命が奪われたセウォル号沈没事件では、法律が機能せず、現場指揮者不在による救助に失敗して現場が混乱し、被害者たちが絶対善の王となって役人や大統領を絶対悪として声高に謝罪と賠償を要求した。著者は、これが反日の構造とよく似ていると指摘している。

「反日」と酷似している点の1つは、韓国では法律が機能していないことだ。

セウォル号は、船の復元力が失われるような魔改造が施され、最大積載量を超えたコンテナを固定もせずに積んで、それを誤魔化すために船のバランスを取るのに大切なバラスト水を減らし、経験の乏しい船員や短期契約の船長たちによって運行されていた。日本人の常識では想像もつかない違法行為のオンパレードだ。

併合時代の賠償等は、日韓基本条約で「すべて解決」したはずなのに、韓国の裁判所は三菱などの日本企業に対し韓国人労働者へ賠償せよという判決を下している。国家間の条約など無視できるらしい。

朴槿恵大統領は、事故6日後に「乗務員の行動は殺人と同じ行為だ」と公式に非難して、業務上過失致死と殺人の区別もできない愚かさを世界中のメディアに笑われた。非難すべきだったのは、事故の原因や救助できなかったシステム上の問題だったからだ。しかし、韓国の検察は大統領の発言を受けて、船長を殺人罪で起訴した。

著者は、韓国では法は「威信」を守る「盾」にすぎないと指摘している。例えば、表向きには、韓国は捕鯨国ではないが、実際に2000年以降だけでも4700頭以上のクジラが韓国沿岸で網に偶然引っかかっとして水揚げされている。2011年の国際捕鯨委員会の報告によると、既定違反23件のうち21件が韓国で発生したものだった。

また、対策もせずに売春を禁止する法案を施行したが、売春組織は減らず住宅街や学校のすぐ近くにまで風俗店が入り込むことになった。さらに10万人以上の売春婦が海外に進出することになった。

韓国では、2014年6月4日に統一地方選挙が実施されたが、当選者3952人のうち1418人が1回以上の前科があったという。前科3犯以上が260人、そのうち47人は前科5犯以上、そのうち4人は前科9犯らしい。徴兵制のある韓国で、兵役未了者が411人もいたという。選ばれる方はもちろん、選ぶ方も法律など関心がないのだ。

その一方で、韓国には「親日財産没収法」というトンデモ法がある。盧武鉉政権下の2005年12月に公布された「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法(親日財産没収法)」だ。「併合時代に親日的な行為で得た財産は、子孫から没収する」というものだが、遡及立法および連座制の禁止という近代法の原則を無視したトンデモ法律だ。

関連法が機能しない社会の中を「航海」していたセウォル号は、沈んでしまいました。反日という国民感情により、機能しなくなった方の数々。そんな社会の中を航海している韓国は、どうなるのでしょうか。(p.97)

問題点の2つ目は、韓国では現場の専門家が足りず「匠」などは存在しないことだ。賃金労働者の37.1%は勤続期間1年未満(日本は7.3%)で、10年以上勤続した人は17.4%(日本44.5%)で、賃金労働者の54.1%が3年以内に仕事を辞めてしまう。つまり、専門家や匠になるには圧倒的に経験・知識が不足しているのだ。

韓国人が短期間で仕事を変えるのは、現場で働く人が見下されるからだ。人間扱いされるには、大学を卒業して「文官(事務職)」にならなければならないという。

専門家がいなければ、事案に対する客観性が低下し、声が大きい人が勝つことになる。

セウォル号沈没事故現場にも専門家はいなかった。逃げ出した船員はもちろん、海洋警察にも現場を熟知する専門はいなかった。政府対策本部のスポークスマンだった海洋警察庁装置技術局長は、艦艇勤務も海警派出所で勤務したこともない素人だった。

海洋警察庁の幹部716人中、海洋警察交番勤務が1年未満がまったく勤務経験のない幹部が476人と、66%以上の幹部が現場経験がなかった。

3つ目は、反省しないこと。実は、1993年にセウォル号とまったく同じ海難事故があったという。西海フェリー号沈没事故で、既定違反の貨物と定員オーバーの旅客を乗せたフェリーが転覆し、362人中292人が亡くなっている。著者は、韓国人は反省しないから同じような事故が繰り返されると嘆いている。まともな反省をせず、対策を講じないから巨大海難事故やビル倒壊、医療施設での火災死亡事故が何度も繰り返されているのだ。

そして、「国民感情」という法を越えるものがあること。韓国政府は「日本は韓国の国民感情を理解しろ」と必ず口にする。しかし、この「国民感情」は世論調査や国民投票のような客観的データですらない。反日という国民感情でしかないのだ。日本の政治評論家が「世論が許さない」と言うのに似て、単なる自分の主張を「国民」で化粧しているだけだ。

かつて朴槿恵大統領は「歴史を忘れた民族に未来はない」と言った。しかし、韓国は併合時代を「人類史上最悪の植民地支配」と子供たちに教えているような国だ。だから、公園で「日本統治は良かった」と語った95歳の老人を、37歳の男が撲殺するような事件も起こっている。ネット上では、「殺されて当然だ」という声も多かったらしい。これが韓国の「国民感情」だ。その国民感情を汲んで、犯人には懲役5年の刑が下っている。

韓国人にとっての「謝罪」の意味が興味深い。序列意識と上下関係しかなく、対等の関係がない韓国では、謝罪は「弱者(自分よりも下)を決める1つの手段」だというのだ。そこで、謝罪するいうことは全面的に敗者となって相手のどんなに理不尽な要求にも答えなければならないことになってしまう。

韓国の国家安全管理委員会での、政府側のセウォル号関連の報告に対する野党側議員の発言が、韓国人にとっての「謝罪」を象徴している。

「救うことのできはずの子どもたちを、国が殺した。同意するのか(※タメ口です)」
「罪を犯したと言え! お前が罪人だ! なんでそんなに言い訳が多いんだ」(p.225)

大統領が謝罪したため、セウォル号の遺族たちは聖域化した。遺族代表を名乗る男がまったく無関係だったり、官僚に暴言や暴力を振るったりし、遺体が見つからなかった遺族は捜索が中止されるまで近くにある高校の体育館に居座り続けた。遺族たちは、大統領を越える絶対善を手に入れたのだ。

もちろん、韓国人にとって謝罪とは賠償という実行を伴わなければならない。だから、河野談話で慰安婦に謝罪してしまった日本は、未来永劫いつまでも謝罪と賠償を要求されることになるのだ。

なにしろ、大統領が「千年恨」と宣言したのだから。



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【ワンコイン】レバの四川風炒め@聚香園

【新宿ワンコインランチ・500円】(その143)

JR大久保駅から大久保通りを西へ歩いていると、「500円定食」と書かれた看板を見つけた。

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そこで、 地下にある中華料理店の「聚香園」へ。

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店内は意外に広く、8人がけ丸テーブル1卓、6人がけ丸テーブル3卓、4人がけテーブル4卓、2人がけテーブル3卓もあった。

午後2時過ぎの店内には、中年女性2人組と若い中国人青年の6人組がいて、すぐに若いカップルが入ってきた。

メニュー@聚香園

ランチは、500円、680円、780円の3価格17種類と豊富だ。

スタッフは、3人とも中国人だった。

冷茶用のコップを持ってきた女性ホール係に、「500円定食」の「レバの四川風炒め(500円)」を注文すると、6〜7分で料理が供された。

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たっぷりのレバーが、タマネギ、ニンニクの芽、ニンジン、キクラゲと一緒に炒められていた。レバーは100gぐらいはありそうだ。

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レバーを1切れ口にすると、五香粉の香りがかすかにして、すぐに花胡椒の軽い痺れ感と豆板醤の辛味が舌と鼻を刺激する。

あれっ、美味しい。それもかなり美味しい。

レバーは、片栗粉をつけてしっかりと油通ししてあるので堅い食感だけど、鮮度が良いのか嫌な香りはしない。

スープは片栗粉たっぷりで糊っぽいけど、味は美味しい。

キャベツの千切りサラダはごく少量だったけど、同じく少量の杏仁豆腐の味は悪くない。

残念だったのがご飯で、ベチャッとしていた。

豆板醤と花胡椒を効かせた四川風の合わせ調味料が美味しいので、十代の私だったら、こんなご飯でもぶっかけ飯にしてどんぶり2杯は食べただろう。

この店の「マーボ豆腐」もきっと美味しいだろうと思う。

ワンコインだけど、数年前から増えている格安中華料理店のような化学調味料たっぷりのケミカルな料理ではなく、まともな調理人がちゃんと調理した料理だった。



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◆希望支払金額:750円(普通はこのくらいはするはず。ご飯が惜しい)
◆費用対効果度:150%(750円/500円)

聚香園
住所:東京都新宿区百人町1−18−8 大久保角ビルBF1
営業時間:11:00〜25:00
定休日:年中無休

※JR中央線大久保駅の北口改札を出て左に、大久保通りを250メートルほど歩き、小滝橋通りとの交差点の手前にあるビルの地下1階に店はある。



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『韓国人による恥韓論』シンシアリー(扶桑社新書 164)

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『韓国人による恥韓論』シンシアリー(扶桑社新書 164)


「非道徳なガキどもを相手に、外交でカバーしないといけないのか」

2013年9月30日に『聯合ニュース』韓国語版が報じた、韓国海洋水産部長官尹珍淑(ユン・ ジンスク)長官が、福島原発の汚染水放出を理由に日本産水産物の輸入禁止措置を決定した際に語った言葉だという。2020年のオリンピック開催地決定の2日前のことだった。「ガキ」というのは日本のことで、いやしくも官僚のトップの発言とは思えない低レベルな反日・侮日発言だった。

韓国向け日本産水産物からは基準値以上の放射性物質が検出されていない、という科学的根拠はまったく無視し、オリンピック開催地に東京都が立候補したことに対する嫌がらせとして実行されたとしか考えられない暴挙であり暴言だが、韓国では両手を上げて歓迎されたという。

ところが、日本のマスコミは「ガキ」を省いて「非道徳だ」や「非道徳な連中」としか翻訳しなかった。日本の大臣が相手国を「ガキ」呼ばわりしたら、当然のことながら大問題となって即辞任になるだろう。しかし、韓国ではまったく問題にならなかった。相手が日本だからだ。

李明博大統領が「天皇は跪いて謝罪しろ」と語ったと伝えられた時には日本人は驚いたが、朴槿恵大統領が「千年後も恨み続ける」と演説したことで、韓国の反日思想の根深さと異常性をさらに印象づけることになった。

最近では、セウォル号転覆事件時に大統領が7時間も行方不明だったという『朝鮮日報』の記事を引用して、日本語でつまり日本人向けに記事を書いた産経新聞加藤支局長への国外移動禁止措置を見るまでもなく、韓国は異常な反日思想に覆われ、相当に狂っている。

著者は、1970年に韓国で生まれ育った歯科医で、幼い頃に母親から日本語を教えられ、日本のテレビ番組や雑誌で日本語を学んだという。日本語のブログ「シンシアリーのブログ」に、韓国の反日思想に基づいた日々のニュースに対する批判を書いている奇特な人だ。

本書は、韓国を支配している異常な「反日」が発生した起源と、凄まじいまでの「反日教」ぶりの実情を、新聞報道などの客観的なデータを示しながら「内部告発」している。単にブログをまとめたのではなく、大幅に加筆したり、新たに書き下ろしもしているようだ。

2014年5月に刊行された本書は、9月には20万部を売り上げるベストセラーとなり、第2弾『韓国人による沈韓論』(来週アップ予定)も10万部を売り上げて、現在は第3弾を執筆中らしい。

【目次】

序章 韓国を絶対的に支配する「反日教」
第1章 韓国を狂わせた「反日」の起源
第2章 善悪を失った韓国の愚かな「基準」
第3章 韓国がひた隠す自国の性奴隷
第4章 だから「反日」は急激に悪化していく
第5章 荒唐無稽な選択・新「李承晩ライン」
第6章 見苦しい国・韓国の最大の弱点
終章 韓国人である私が知ってほしいこと


著者は、韓国では「儒教思想」と「法意識」という2つの柱が崩壊した時に、社会構成員を1つに結ぶものが必要になり、日本を絶対悪として設定する「反日思想」が生まれた、としている。

軍事政権下の反共思想から、民主政権下の親北へと急展開する中で右派と左派の対立によって「忠=愛国」が壊れてしまい、「反日」となったというのだ。また、「孝」に関しては、老人困窮率が48.6%まで上がり、高齢者の自殺率ではぶっちぎりの世界トップになるほど崩壊しているらしい。

一方、「法意識」については、「韓国社会で法がちゃんと守られていると思いますか」というアンケート調査の質問に、回答者の77%が否定し、42%が「法を守れば損をする」と答え、81%が「有銭無罪、無銭有罪(お金があれば無罪、お金が無いと有罪)」と答えたという。財閥の会長たちは、裁判になると病気になって入院し、たとえ有罪になっても「経済的貢献」を考慮されて執行猶予になる裁判が続いているからだ。

韓国では告訴・告発が乱発されており、人口比で日本の146.4倍という告訴大国になっている。さらに、誣告罪にいたっては日本の600倍を超える凄まじい偽証大国でもある。

日韓基本条約で賠償済みの戦前・戦中の朝鮮人労働者が起こした賠償請求を認めたり、産経新聞の例でも明らかなように、裁判所が恣意的に自由に法律を解釈できるのだから、「法意識」が崩壊したのではなく、元々が「法治国家」の体をなしていなかったのではないか。

著者自身も書いているが、「儒教思想」と「法意識」の崩壊とは関係なく、韓国は国家の成立時点で反日が刻印されていた。

韓国の憲法前文には、大韓民国は「3・1運動で設立された大韓民国臨時政府の正当な継承者である」としている。韓国という国は、抗日組織を受け継いて生まれ、その理念である「反日」で国を1つにしている「反日教」の国なのだ。反日は国是であり、当然のことながら子供たちは反日教育を受けることになる。

軍事政権下の極端な反共教育は、親北政権の誕生によって一転して極端な反日教育へと転換したらしい。

現在の韓国の小学校には、国務総理管轄の国家行政機関である国家報勲処が、「○月の独立運動家」というポスターを貼り出しているという。その内容は、「官公署に爆弾を投げた」「警察2人に重症を負わせた」「親日人物を処断した」といったものだ。サッカーの日韓戦では、安重根の巨大な肖像画を掲げるのが恒例となっているが、小学生にテロリストを礼賛するよう教育しているのだ。

韓国の青年層は、もはや反日がないとメンタルを維持できない状態にまで落ちています。彼らに残された、劣等感という怒りを晴らすターゲットが日本なのです。だから、日本は韓国より下でなければならないのです。(p.168)

そして、この青年たちはやがて韓国の中心勢力になる、彼らは思想的にも左派(親北)の教育を受けていて、その結果、民族主義的な考え方を持っているという。韓民族の最大の敵は、日本である。

95歳の老人が「日本の植民地時代は良かった」と言っただけで撲殺され、犯人は5年の懲役刑になって英雄視される国である。

こんな隣国とどう付き合えばいいのか。著者は「距離を置く」ことを勧めている。

韓国は、日本に対して「仲良くしなければならない。だからお前が僕に合わせろ」と強要している。しかし、韓国の言う「友好」とは、日本が一方的に韓国の言いなりになることを意味する。韓国という絶対善に対して、日本という絶対悪が従うことしか考えられないのだ。外交の基本である「対等の立場」など成立しない。(p.216)

だから、日本は韓国に対して「距離を置く」外交を行うべきであり、基本的なことだけを維持しながら、「別れの時が来たら、軽い一回の握手でサヨナラできる」ような貸し借りなしの関係でいればよいというのだ。

少しでも譲歩すれば、嵩にかかってさらに要求してくるのは間違いないから、一切の妥協はせずに淡々と隣人として付き合えばよいのだ。隣国だから仲良く、隣国に配慮といった理想論で、日本側から歩み寄ってはいけないという。日韓関係をこじらせたのは、韓国に責任があるのだから。



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「マジでうまい」カオマンガイ(蒸し鶏しょうがライス)750円@バンセーン アロイ チンチン 江北店

足立区扇にある「バンセーン アロイ チンチン 江北店」へ。

この店は、御茶ノ水や新橋にも店があるタイ料理チェーン。

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昼時を過ぎていたためか、2人がけテーブル5卓ほどの店内に先客はいなかった。

そこで、若いタイ人女性スタッフに店名の由来を尋ねると、「バンセーン」というのはバンコクから車で1時間ほどのところにあるビーチリゾートの名前だった。外国人観光客の少ないローカルなリゾートらしい。

「アロイ」はタイ語で「美味しい」、「チンチン」は「本当に」という意味だから、「アロイ チンチン」は「マジでうまい」という意味になる。

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ランチメニューから「カオマンガイ(蒸し鶏しょうがライス)750円」を注文すると、6〜7分で料理が供された。

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たっぷりの鶏肉が載っていて見るからに美味しそう。

キュウリは、タイの伝統に従ってちゃんと歯車型のギザギザに皮が剥かれている。

キュウリのビタミンCは皮に含まれる酵素で破壊される、というのを読んだことがあるけど、タイ人がそれを知っていて歯車型に皮を剥くのかどうかはわからない。

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皮付きの鶏もも肉は、量がたっぷりあってプリプリでジューシーで美味しい。

鶏ガラスープで炊いたご飯には、みじん切りのショウガがたっぷり入っていてとても美味しい。

そういえば、最近食べたカオマンガイにはショウガは入っていなかったことを思い出した。

同じくショウガ入りだった東新宿の「トンタイ」で食べたカオマンガイの味を思い出した。


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◆希望支払金額:750円(マジでうまい)
◆費用対効果度:100%(750円/750円)

バンセーン アロイ チンチン 江北店
住所:東京都足立区扇3-26-8
営業時間:11:00~15:00 17:00~22:30
定休日:無休

※日暮里舎人ライナー江北駅の東口を出て、都道307号を東(左)に400メートルほど歩くと、右側に店はある。




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『詐欺の帝王』溝口敦(文春新書 916)

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『詐欺の帝王』溝口敦(文春新書 916)


日本では、幼い頃から「嘘をつくな」「人を騙すな」と教えられる。だから、ほとんどの人は、嘘をつくことや人を騙すことは「罪」だと感じている。

ところが、そうした倫理観を容易に逸脱できる人々がいる。

かつて、一般人の倫理観とは大きく異なる人と出会ったことがある。驚いたのは、本人には人を騙している自覚がないらしい、ということだった。

たとえば、「フランス国旗の色は?」と問われたら、普通の人は赤白青の3色と答える。ところが、彼は「赤だ」と言い張ることができた。3分の1は赤色なので、まったくの嘘ではない。だから、彼は良心の呵責を感じることなくトリコロールを赤色と言い切ることができるのだった。それどころか、彼は赤い部分が1%しかなくても「赤だ」と言っても罪悪感を感じない厚顔無恥な人だった。

本書は、裏社会に詳しい著者が、4年前まで「オレオレ詐欺の帝王」と呼ばれ、さまざまな詐欺グループのトップに君臨していた男にインタビューして、詐欺の世界について書いている。

男のグループが手がけていた詐欺は、オレオレ詐欺に留まらず、ワンクリック詐欺、未公開株詐欺、社債詐欺、イラク・ディナール詐欺など、多岐にわたっていた。

ところが、この男は詐欺にかかわる事件で前科も逮捕歴もないという。各種詐欺のピラミッド組織の頂点に君臨していたにもかかわらず、警察はこの男に迫ることができず、男の配下を「オレオレ詐欺のキング」として逮捕するにとどまったのだ。

【目次】

第1章 「伝説の詐欺帝王」前史
第2章 五菱会のヤミ金が原点
第3章 システム詐欺とは何か
第4章 ヤミ金からシステム詐欺に
第5章 鉄壁の経営とトラブル
第6章 システム詐欺と暴力団
第7章 思いついたイラク・ディナール詐欺
終章 システム詐欺がなくなる日


本書の主人公である本籘彰(仮名)は、東京6大学の大学1年生のときには、全国規模の学生イベントを仕切っていたという。現在も続いている大学生向けの「キャンパスサミット」と高校生向けの「D-1ドリーム・プロジェクト」は、彼が学生時代に創設したイベントだ。

麻布のディスコ「マハラジャ」や六本木のディスコ「ヴェルファーレ」を貸し切る巨大イベントを開催する抜群の集客力を誇り、日産自動車や化粧品会社の協賛を得て、エイベックスからはCDを発売したという。

本藤は、大学を卒業すると、イベントを仕掛けていたコネで大手広告代理店に就職する。就職後も、イベントを仕掛ける若者のケツモチ(ディスコ借り上げの仲介業)はやっていたという。

しかし本籘は、スーパーフリーク事件(早大のサークルによる複数の強姦事件)で大手広告代理店に居られなくなった。スーフリにクラブなどを仲介するケツモチだったため、事件への関与を疑われたからだ。

2003年8月、「ヤミ金の帝王」と呼ばれた山口組系五菱会幹部の幹部が逮捕された。ヤミ金は、五菱会の会長高木康男が、倒産整理屋時代に得た知識で作り出した。五菱会系ヤミ金業者は、全国1000店舗にまで膨れ上がり、数千億円の収益を上げたが、次々と摘発されることになった。

そこで本藤は、五菱会の摘発を受けて、ヤミ金業に進出した。勢いのなくなった五菱会のシマをぶんどっても、学生時代から多くの暴力団との付き合いがあったため、難なく乗っ取りに成功したという。

本藤のヤミ金は、300店舗を数え、従業員1300人に肥大した。新入りのヒラの「店員」で月給40万円、店員の上の店長補佐の「番頭」で200万〜300万円、「店長」が700万〜800万円、その上の「統括」で1000万円、その上の「総括」で5000万円、さらに上の「社長」が1億5000万〜2億円、トップ3人からなる「幹部」で2億〜3億円、本藤本人が最低月給2億〜3億円だったという。

本藤は各店の貸付額や回収率に関する情報を共有し、店舗間の競争を煽った。そうした中で、店長たちがオレオレ詐欺を始めたという。ヤミ金店長たちが、回収率アップのために金を貸し付けていないところから引っ張るようになったのだ。

ヤミ金の店舗には、稼働する人員・携帯電話・名簿・架空口座とオレオレ詐欺を実行する道具は揃っていた。そして、オレオレ詐欺だけでなく架空請求詐欺や融資保証金詐欺、パチンコ攻略法詐欺、競馬必勝法詐欺などの特殊詐欺を手掛けるようになっていった。

やがて、本藤のグループはこうした詐欺に特化するグループと、従来通りヤミ金を続けるグループが7対3の割合で、詐欺グループが増えていった。しかし、本藤はヤミ金を止めなかった。「詐欺は当たり外れの波が大きいから、グループの経済を安定させるためにはヤミ金が欠かせない」からだった。

ヤミ金は易しく、誰にでもできる。ヤミ金がやれないようだと、他に何をやっても物にならない。(p.113)

ヤミ金を社員教育の場としても利用していたのだ。

オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺などの「特殊詐欺」は、ほとんどが暴力団ではなく半グレ集団によって行われているという。半グレ集団は関東連合や怒羅権などの元暴走族で知られているが、一般人がまともな会社のつもりで就職したら、ヤミ金やパチンコ攻略法詐欺の会社で心ならずも半グレ集団に迷い込む者も少なくないという。小さな悪事や犯罪の実行をためらわない人が半グレ集団に所属する。

世の中は食うか食われるか、小市民的な倫理道徳などクソ食らえ、と考える人々が増え、そういう層が加害グループに人材を供給している。(p.82)

半グレ集団は暴力団のように対外的に名や顔を広めないので、全国に半グレ集団がどのくらい存在するのか、警察も把握していないという。

そして、代表的なシノギが覚せい剤の密売である暴力団は退潮し、影響力は低下しているが、代表的シノギを特殊詐欺にしている半グレ集団は隆盛を極め、影響力が拡大している。

著者は警視庁が名づけた「特殊詐欺」を「システム詐欺」と呼び替えるべきだという。かつて、詐欺は個人犯罪だった。結婚詐欺が典型的で名人芸を必要とする個人技が多かった。しかし特殊詐欺は、集団・組織の犯罪であり、集団がシステマチックに動くことで成立する詐欺だからだ。

本藤のグループにいた男たちが独立し、次々に逮捕される事件が起こった。しかし、詐欺が発覚したのではなく、仲間割れによる殺人事件や覚せい剤所持が発端だった。しかし本藤は、いっさいの薬物に手を出さず、前夜どんなに飲んでも朝8時半には出社して仕事をこなしていた。

オレオレ詐欺や架空請求詐欺は配下が考えた詐欺だが、本藤本人が始めた詐欺が、ディナール紙幣詐欺だ。これは、現在も消費庁が注意喚起をしている詐欺だ。

2006年ころ、本藤はマネーロンダリングの方法を探るために海外旅行を繰り返し、旅先のドバイで、イラクのディナール紙幣を知ったという。イギリスで印刷された立派な紙幣で、最高の額面2万5000ディナールは日本円で2000円ほどの価値だった。1970年代には1ディナールは3.3ドルだったのが、1ドル=100ディナールまで下落していたのだ。

本藤はイラク戦争が終了し、米軍が撤退すればイラク経済が復興し、1ディナール=3.3ドルの時代に戻るかもしれないと考えた。そうなると2万5000ディナール札1枚は850万円になる。そこで、欲深い小金持ちに「絶対に儲かる」と言って、日本円には両替できないディナール紙幣を売ることにした。本藤は、2010年までにディナール詐欺を手がけ、10億円分のディナール紙幣を交換したという。

人はなぜ詐欺にあうのか。簡単にお金を増やそうとするからだ。その欲望にうまくつけ込むのが詐欺師だ。

しかも、詐欺師は一度詐欺にひっかかった人を2度3度と引っ掛ける。これを「かぶせ」といって詐欺の原則らしい。被害者はそれまでに受けた損を新たな儲け話で取り戻そうとするからだ。

騙されるヤツは何度でも騙されるし、なによりカネがある。300万円振り込むということは3000万円は貯金があるということです。(p.177)

「オレオレ詐欺の帝王」と呼ばれた本藤が足を洗ったのは、暴力団に貸した金の返済をめぐって足首を拳銃で撃たれ、何度も入退院を繰り返したために、配下への統制が効かなくなったことが原因らしい。

詐欺師の多くは逮捕によって引退することになる。しかし、ヤミ金と詐欺で数百億円を手にしたにもかかわらず、大学時代に巨大イベントを仕掛け、大手広告代理店に就職した抜群の頭脳を持つ本藤を警察は逮捕できなかったのだ。



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Author:pasage
昼食時は「難民」と化して「新書」を片手に、都内各地を彷徨っています。

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